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女優の三浦理恵子さんが、70代の母・幸子さんの「終活」について、「毎日キレイ」の取材で語った。三浦さんは「親もいつかはいなくなるものですよね。いなくなってから考えるより、一緒に思い出を話しながら片づけたり、これからの母の人生を充実した楽しいものにできるように、娘として手助けをしたいと思いました」と話した。
終活について考えるようになったきっかけは「終活について、みんなで明るく話すのよ」という母の言葉で、三浦さんは「母は前向きに楽しんで、これからの人生に向き合おうと思い始めたんだと思いました」と目を背けてはいけないと感じたという。
まず手始めに「母と一緒に家の片づけをすることにしました」と実家の片づけを始め、「押し入れの奥の方にある箱を出してみたら、両親が若い頃の夫婦の思い出の品や、私たち、娘の学生時代の思い出の品とかが出てきて……。大切にしまってくれていたことにうれしくて涙した……。小さな幸せをたくさん見つけることができます」と新たな発見があったという。
また、母がノートに「延命治療はしないでください。幸子」と書き、「ここに書いてあるからねー」と明るく言われたというエピソードを明かし、「はじめはびっくりしましたが、そこも家族で話し合っておかなければならないことですよね。例えば臓器移植の意志があるのか……とか。自分で選択できる時代だからこそ、自分のことも家族のことも理解し合うために大切だと思いました」と心境を語った。