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女優の鈴木保奈美さんが25日、東京都内で行われた映画「間奏曲はパリで」(マルク・フィトゥシ監督)のPRイベントでトークショーを行った。お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明さんを夫に持ち、母親でもある鈴木さんは、結婚して子供がいると「主婦」や「ママ」とカテゴライズされてしまう風潮を嘆き、「一人一人の女の人として個人を尊重すべき」と持論を展開した。
鈴木さんは「ママ友同士でも『○○ちゃんのママ』とは呼ばず、ファーストネームで呼び合っています。私たちが呼び合っていると、子供たちも『○○ちゃんのママ』ではなく、『○○さん』とか自然に呼ぶようになる」と話し、「『私はママじゃなくて保奈美なんだ』って。そういう気持ちは何歳になっても持っていたい」と力強く語った。
鈴木さんは、夫の石橋さんは理解があるといい、「尊重してくれています」とにっこり。夫婦円満の秘けつについては「まだ道半ば。よその夫婦の話を聞いてもそれぞれ違いますしね」と語りつつ、「最近、記事で読んだんですが、夫婦でも家族でも同僚でもとにかく言葉で表現することが大事って(書いてあった)。そうだなあと思いましたね」と語った。
映画は、“恋の都”パリを舞台に、田舎の主婦が未知なる出会いに喜び、迷いながらも、本当に大切なものに気づいていく……というストーリー。4月4日公開。