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女優の米倉涼子さんが14日(現地時間13日)、米ロサンゼルスのドルビーシアターで開催された米映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(ジョス・ウィードン監督、7月4日公開)のワールドプレミアに出席した。日本語吹き替え版でアベンジャーズの一人、ブラック・ウィドウの声を担当している米倉さんは、高級ブランド「ランバン」の白レースのドレスを身にまとい、沿道のファンから「Ryoko!」と声をかけられるなど世界の注目する舞台で“日本代表”としての役目を果たしていた。
米倉さんは「ブラック・ウィドウの声優として作品に関わらせていただいて、今回『アベンジャーズ』のワールドプレミアは2回目の参加になります。ブラック・ウィドウというキャラクターが自分のすぐそばにあるなと実感していますし、毎年声優と参加するのがとてもうれしいです。レッドカーペットに立たせていただき、前回のプレミアで、ベストドレッサー賞をいただきました! 今回もそれを狙えればと思います」とプレミア参加の感想を語った。
ワールドプレミアはアカデミー賞授賞式と同じ場所で開催。劇場前のハリウッド通りを全面封鎖してレッドカーペットが敷かれ、世界中から約4000人のファンと、スチールカメラ145台、ムービーカメラ85台のマスコミが集結した。先頭のファンは3日前から待っていたという熱狂ぶりで、お気に入りのキャストのコスチュームに身を包み“最強チーム”到着を待ち構えていた。
そこに、キャプテン・アメリカを演じるクリス・エバンスさんやソーを演じるクリス・ヘムズワースさんらが到着。ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンさんはショートヘアで黒いドレスをまとって登場した。また、ホーク・アイ役のジェレミー・レナーさんや新キャスト、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンさん、クイックシルバー役のアーロン・テイラー・ジョンソンさんも登場した。最後にアイアンマンこと“戦う実業家トニー・スタークを演じるロバート・ダウニーJRさんが到着すると、会場のボルテージは最高潮に達した。前日の「MTV ムービー・アワード2015」で「ジェネレーション・アワード」を受賞したダウニーJRさんには一際大きな声援とカメラのフラッシュがたかれていた。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」は「アベンジャーズ」(2012年)の続編。アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した「ウルトロン計画」は、人工知能による完璧な平和維持システムだったが、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和”とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ”が再び結集する……という展開。5月1日に全米公開(日本公開は7月4日)。