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女優の北川景子さんが13日、東京都内で行われた映画「愛を積むひと」(朝原雄三監督)の完成報告会見に登場。黒のドレス姿で、映画の内容に絡めて自身が思う“理想の夫婦”について聞かれると「まだ(結婚を)していないんですけど、私の母は私の年齢で結婚していて私を生んでいたので、(自分も)結婚してもおかしくない年齢なんだな」と前置きをしつつ、続けて「長く一緒にいられるのが一番いいんじゃないかなと思いますね。無償の愛がすてきだなと思います」と語った。
この日の会見には、北川さん、主演の佐藤浩市さん、樋口可南子さん、野村周平さん、杉咲花さん、吉田羊さん、柄本明さん、朝原監督が出席。同作が7年ぶりの映画出演となる樋口さんは「7年という期間はぜんぜん感じなくて、自然に入れました」と心境を明かし、映画の仕上がりについて「とても心配でした。シンプルな話だし、淡々と日常を描いているシーンが多かったので、どう伝わるか心配だった」と不安だったことを打ち明けつつ、「見終わった後は泣いてしまいました」と出来栄えに太鼓判を押した。
「愛を積むひと」はエドワード・ムーニー・Jr.さんの「石を積むひと」(小学館文庫)が原作。第二の人生を送るため東京の工場をたたんで夫婦で北海道に移住したが、妻・良子(樋口さん)に病で先立たれた篤史(佐藤さん)と、良子が病に倒れてこの世を去ってから篤史のもとを訪れる人間たちのドラマが描かれる。6月20日公開。