映画「おかあさんの木」の初日舞台あいさつに登場し涙を見せる鈴木京香さん
女優の鈴木京香さんが6日、映画「おかあさんの木」(磯村一路監督)の初日舞台あいさつに登場。息子を演じた永峯海大(かいた)さん(14)、溝口太陽さん(14)ら7人から、サプライズで似顔絵をプレゼントされると、涙を見せながら「みんなすごく上手で驚いているんですよ。特徴をとらえているし、たれ目だし、うれしいです」と感激し、「お芝居も上手だから、将来は立派な俳優さんかと思いましたが、もしかしたら画家になってくれるんじゃないか」と喜んでいた。
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7人の息子たちを戦争に送り出す母親、ミツを演じた鈴木さんは、美しい着物姿で「初日で晴れがましい気持ちもありましたので、張り切りました」と笑顔。子供たちについて「みんなすっごくしっかりしていて、本当の兄弟のようになっているのがほほ笑ましかった。撮影終わるとなかなか会えないのが寂しい」と語った。
舞台あいさつには、ミツの夫の同僚を演じた田辺誠一さんも登場。田辺さんは独特のイラストが話題で“画伯”とも呼ばれており、「僕よりも全然うまいです。父親と母親を描くのもいいな」と感心していた。
映画は、太平洋戦争のために7人の息子を次々に兵隊に取られ、そのたびに桐(きり)の木を植えて息子たちの無事を願う母親の姿を描く。舞台あいさつには鈴木さんらのほか、息子役の工藤大空飛(たくと)さん(12)、阿部大輝さん(12)、戸塚世那さん(10)、高木煌大(こうだい)君(8)、加藤瑛斗君(4)のほか、三浦貴大さん、磯村監督も登場した。
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