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俳優の斎藤工さんがこのほど、主演する連続ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系、毎週木曜午後10時)のクランクアップを迎えた。最終シーンを撮り終えた斎藤さんは「情けない主演だったかもしれませんが、みなさんのお陰で務め上げさせていただいたことを感謝します」とあいさつした。
最終シーンは、斎藤さん演じる春樹と石田ゆり子さん演じる千鶴が、2人の将来などについて話をする台本4ページ分に及ぶシーンで、最終回の見どころとなる場面。最終シーンの撮影が終わると2人に、同ドラマの田中亮監督から花束が、平野眞監督からオリジナルの“金メダル”が贈られた。
斎藤さんは、自身を「これまで“人運”のみでやってきました」といい、「主役というタマじゃないことは、自分でよく分かっているんですが、今日ここまでやって来られたのは、監督や(石田)ゆり子さんをはじめとした素晴らしいキャストとスタッフのみなさんのお陰です。支えられるということはこういうことだなと実感しました」とコメント。そして「打ち上げではハメを外したいなと思います」とおどけていた。石田さんは3カ月間の撮影を「本当に楽しかったです」と振り返った。
ドラマは、大学病院を舞台に、外科医の春樹(斎藤さん)と千鶴が織りなすラブストーリー。2人の恋愛を軸に、大学病院内での出世争い、恋愛、不倫などが描かれる。
最終話となる第11回は、お互いの気持ちを確認し合った春樹と千鶴(石田さん)が病院の屋上で“朝食デート”をする。千鶴は「誰かに見られそう」と落ち着かない様子で、そんな千鶴に春樹は「本当のデートをしよう」と言う……と展開する。18日午後10時に放送。