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女優の桐谷美玲さんが21日、東京・お台場のヴィーナスフォートで行われた映画「ヒロイン失格」(英勉監督)の完成報告会見に出席。主人公の女子高生・松崎はとり役を務める桐谷さんは共演の山崎賢人さん、坂口健太郎さんとともに制服姿で登場し、「ちょっと恥ずかしい。反面、うれしくて、撮影の合間に町中で買い物をした。でも、できあがったもの(映像)を見たら、ぎりぎりアウトかもしれないと思いました」と苦笑いだった。
ミニスカートの制服姿の桐谷さんが「いつぶりでしょうね? ちょっとわからないくらい」「監督に最初ぎりぎりアウトって言われたんです」と明かすと、監督は「“ギリギャル”って呼んでた」とにやり。山崎さんは「アウトじゃなかった。はとりですね」と称賛。一方、山崎さんはブレザーの下にパーカを重ね着した制服姿で、桐谷さんは「私が高校生のころはこういう着方なかったんですよ。……時代を感じました」と苦笑交じりに話していた。
「ヒロイン失格」は、2010年~13年まで「別冊マーガレット」(集英社)で連載された幸田もも子さんの人気少女マンガが原作。変顔や丸刈りなどヒロインらしからぬ行動を取る主人公のはとりは、幼なじみの寺坂利太(山崎さん)の“ヒロイン”が自分だと思い込んでいたが、利太は同じクラスのイケてない女の子と付き合い始め、はとりには学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎さん)が興味を持ち始める……という内容。9月19日に公開予定。