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プロフィギュアスケーターの荒川静香さんが4日、東京都内で行われたファッションブランド「ESCADA(エスカーダ)」の2016年春夏ファッションショーにゲストモデルとして出演した。荒川さんは「ものすごく緊張しています。ただ歩くということをすてきにできるか不安でしょうがない」と苦笑していたが、本番は華やかな花柄のパンツスーツ姿でショーのトップを飾り、さらにラストでモノトーンのシックなロングドレス姿で堂々とランウエーを歩き、観客からの歓声に笑顔で応えた。
ショー直前には会見が行われ、荒川さんは同ブランドの花柄ノースリーブのミニワンピースで美脚を披露。昨年11月に第1子となる女児を出産した荒川さんは、スタイル維持の秘訣(ひけつ)を聞かれると「週に5回スケートをする習慣があるので、それだけでスケートに必要な体(ができる)」と明かしたが、「氷上以外では育児に時間を費やしています。毎日1時間、2時間、子供から(スケートの時間を)もらっているので、それで基礎を作っているのかな」と母の顔ものぞかせた。
育児については「子供の毎日の変化を見逃さないようにしたい。まだまだ母として始まったばかり」という荒川さん。子供の成長を聞かれると「歩くようになりました。一人で何度転んでも楽しそうに立ち上がる。子供にいろいろと大事なことを学んでいる。母として毎日何をしてあげられるか、精いっぱい考えています」と奮闘している様子。子供の将来について「本人がやりたかったら、それがスケートであっても応援したい」と語っていた。
ファッションショーではモデルが次々と登場し、ピンクやイエローの春らしい美しいカラーや、植物のプリントをあしらった同ブランドのコレクション44着が披露された。ショー会場には、ドレスアップした早見優さん、東尾理子さん、前田典子さん、アンミカさんらも来場した。