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2015年、最も話題を提供した若手女優と言えば広瀬すずさん(17)をおいて他にはいないだろう。1月期に放送された連続ドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ系)で連ドラ初主演を務めると、7月公開の劇場版アニメ「バケモノの子」(細田守監督)でアニメ声優にも初挑戦。6月に公開された映画「海街diary」(是枝裕和監督)での演技が高く評価され、秋以降に発表された数々の映画賞で新人賞を総なめした。そんな広瀬さんに注目が集まるきっかけになったのが、結婚情報誌「ゼクシィ」やJR東日本「JR SKISKI」キャンペーンCMでのヒロイン起用だった。ここでは広瀬さんに続いて、16年に女優として飛躍が期待される“CM美少女”たちを紹介する。
◇“ポスト・広瀬すず”最右翼 「JR SKISKI」の新ヒロイン山本舞香&平祐奈
広瀬さんのようにJR東日本「JR SKISKI」キャンペーンCMのヒロインを経て、ブレークした女優は多い。広瀬さんの前年には川口春奈さん、川口さんの前の年が本田翼さんで、彼女たちのその後の活躍は改めて語るまでもないだろう。そういった意味でいうと現在、季節的にも最も旬な同CMでダブルヒロインを務める山本舞香さん(18)と平祐奈さん(17)は“ポスト・広瀬すず”の最右翼と言えそうだ。
山本さんは1997年10月13日生まれ、鳥取県出身。小学1年生の時に始めた空手の腕前は黒帯で、11年に池脇千鶴さんや蒼井優さん、夏帆さん、山下リオさん、川口さんに続く14代目リハウスガールとしてCMデビューし、同年の7月期ドラマ「それでも、生きてゆく」(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。15年はフジテレビの深夜ドラマ「南くんの恋人~my little lover」でヒロインを演じ、16年には「第28回東京国際映画祭」でも上映された初主演映画「桜ノ雨」(ウエダアツシ監督)が公開される。映画は合唱部を舞台にした青春群像劇で、セーラー服姿で歌声もたっぷりと披露しているという。
女優の平愛梨さんの妹としても知られる平祐奈さんは、98年11月12日生まれの兵庫県出身。15年は映画「案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~」(井上春生監督)と連続ドラマ「JKは雪女」(MBS・TBS系)でそれぞれ初主演を務めた。また「カロリーメイト」CM「見せてやれ、底力。」編で、受験を控える女子高生役で出演し、黒板にチョークで描いた6328枚の絵をつないだ“動く黒板アート”とともに見るものに強い印象を残した。16年もヒロインを演じた映画「ぼくが命をいただいた3日間」(工藤里紗監督)の公開が控えている。
◇“登竜門”ポカリ&カルピスウォーターCMの同学年コンビにも期待
「ポカリスエット」CMでセーラー服姿で疾走したり、ロックバンド「クイーン」の名曲「WE WILL ROCK YOU」を熱唱し、注目を集めたのが中条あやみさん(18)。同CMにはこれまで宮沢りえさん、一色紗英さん、綾瀬はるかさんらが出演。若手女優の“登竜門”としても知られている。中条さんは97年2月4日生まれ、大阪府出身。11年9月からファッション誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとして活躍しており、12年にドラマ「黒の女教師」(TBS系)で女優業を開始。14年にはホラー映画「劇場版 零~ゼロ~」(安里麻里監督)で、映画初出演でいきなり主演に抜てきされた。16年2月公開の映画「ライチ☆光クラブ」(内藤瑛亮監督)ではヒロイン役として野村周平さんらと共演する。
また、長澤まさみさんや川島海荷さん、能年玲奈さんらを輩出した「カルピスウォーター」のCMキャラクターに昨年起用され、注目された黒島結菜さん(18)も16年さらなる飛躍が期待される一人。黒島さんは97年3月15日生まれ、沖縄県出身。地元でモデルとして活動した後、13年公開の映画「ひまわり~沖縄は忘れない、あの日の空を~」(及川善弘監督)で映画デビュー。15年はNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」に出演し、6本の映画に出演した。中条さんとは同学年で、今後の作品いかんでは一気にブレークする予感も。
◇高橋ひかる、清原果耶…さらに下の世代から“飛び級”ブレークも
そのほかでは「チオビタ・ドリンク」のCMなどに出演中の高橋ひかるさん(14)や「三井のリフォーム」「アステラス製薬」のCMが放送され、「あの美少女は誰?」と話題になった清原果耶さん(13)にも注目だ。高橋さんは01年9月22日生まれ、滋賀県出身。14年に「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で8万1031人の応募の中からグランプリを受賞した。チオビタ・ドリンクのほかにも日本生活協同組合連合会(COOP)や代々木ゼミナールのCMに出演。9日から公開される俳優の竹野内豊さん主演の映画「人生の約束」(石橋冠監督)が映画デビュー作で、石橋監督も「会ったとき、大女優になる予感があった」と太鼓判を押す。
一方、清原さんは、02年1月30日生まれ、大阪府出身。一昨年の「アミューズオーディションフェス2014」で3万2214人の中からグランプリを受賞し、昨年、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビューを飾ったシンデレラガール。さらには綾瀬はるかさん主演で16年春から3年にわたって放送されるNHK大河ファンタジー「精霊の守(も)り人」で、主人公の少女期を演じることも決まっている。高橋さんと清原さんは、山本さんや中条さんらよりさらに一つ下の世代の、いわば“U15(15歳以下)”CM美少女。この2人による“飛び級”ブレークにも大いに期待したい。