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女優の藤原紀香さんが25日、名古屋市内の映画館で行われた映画「更年奇的な彼女」(クァク・ジェヨン監督)の舞台あいさつに登場。観客による写真撮影は禁止されていたが、報道陣向けの写真撮影タイムの際、自ら観客に「みなさん、撮っちゃって!」と呼びかけて急きょ、撮影が可能となった。観客は歓声を上げて喜び、スマートフォンや携帯電話などで撮影。藤原さんは「トム・クルーズもそう(OK)だったし。SNSで宣伝してください」とちゃめっ気たっぷりの笑顔でアピールした。
映画は、「猟奇的な彼女」や「僕の彼女はサイボーグ」を手がけたジェヨン監督による、新たな“破天荒ヒロイン”のラブコメディー。“アジアの彼女3部作”の完結編として中国では32億円を超える大ヒットを記録した。
藤原さんは、日本語吹き替え版で“破天荒なヒロイン”のチー・ジアを演じており、アフレコを「チー・ジアと同じように苦しんだり、笑ったりしました。いろんな声色を使える映画で、楽しかったですね」と振り返った。また若年性更年期障害と診断されるヒロインを、いちずに思う男性キャラクターのユアンについて「こんな男性が近くにいてくれたら、自分の体の調子もなおるわ!と思いますね。最初は自分のタイプじゃないと思う人もいるかもしれないけど、最後には大好きになっていると思います。癒やし系で……、すてき」と魅力を語った。
この日は、同作が27日から名古屋地区で先行公開されることを記念した先行試写会。4月8日から全国で順次、公開される。