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元AKB48の川栄李奈さんが声優として挑戦した人気テレビアニメ「プリパラ」の劇場版の3作目「プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ」が12日、公開される。4月にスタートするNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演することも話題になるなど、女優としての活動が注目されている川栄さん。アニメはアイドルがテーマで、AKB48時代を「可愛くしなくちゃいけない!という気持ちが強かった」と振り返り、卒業後の変化を「内面が大事だと感じるようになった」と明かす。
◇朝ドラきっかけで自炊に夢中
川栄さんは現在、女優として活躍中で、AKB48時代からの変化を「お芝居をする機会をいただいて、学ぶことが増えました。普段は共演者の方から学ぶことが多いですね。周りをよく見るようにしています」を語り、成長中のようだ。
「内面が大事と感じるようになった」という川栄さん。休日は「とことん寝る!」という日があったり、「散歩が好き。友人と出かけたり、買い物に行ったりします。それに、映画好きなので、撮影がない時は見に行きます。女性向けではないようなホラー映画も好き」と、伸び伸びと過ごしている。
「とと姉ちゃん」では、深川の仕出し屋「森田屋」の一人娘・森田富江を演じることをきっかけに、食生活にも変化があった。「以前は外食ばかりでしたが、自炊をすることが増えました」と話す。「野菜を多めに取るようにしています。ネットでレシピを調べたりして、何でも作るんですよ。最近はグラタンを作りました」と、すっかり料理にハマッている様子だ。
◇理想は着飾っていない素直な女性
「プリパラ」はアニメやアーケードゲームなどが展開されており、女児を中心に人気を集めている。主人公・真中らぁらが“神アイドル”を目指す姿が描かれており、劇場版では、らぁらたちが、“キラキラ”がなくなったアイドルの聖地・プリパリを救うために奮闘する。川栄さんは、人気キャラクター・ファルルの妹的存在のミニファルルの声優を務め、デヴィ夫人もゲスト声優として出演する。
声優は、普段の演技とは違い「難しかったですね。声だけで表現しないといけないので。息づかいに合わせるのが難しい。明るくやろうと思ったら、思っている以上に明るくしないといけない」と苦戦したという。
理想の女性像を「着飾っていない素直な女性。自然体です」と話す川栄さん。「プリパラ」の演技はもちろん、女優としての今後の活動も注目される。
<プロフィル>
かわえい・りな 1995年2月12日生まれ。2010年にAKB48のオーディションに合格。15年8月にAKB48を卒業。卒業後、昨年9月に舞台「AZUMI 幕末編」の主演を務めるなど女優として活動中。