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俳優の中川大志さんが20日、東京都内で行われた自身初となるカレンダー「中川大志カレンダー 2016.4-2017.3」(SDP)の発売記念イベント前に取材に応じた。現役高校生ながら俳優として多忙な日々を送り、現在「ソフトバンク」のCMなどで注目を集める中川さんは、ブレークの実感について「全然ない」と話し「知っていただける機会が増えたので、ありがたい」と話していた。
中川さんは1998年6月14日生まれの17歳。小学生の時にスカウトで芸能界入りし、「家政婦のミタ」(2011年)や「GTO」(12年)、「水球ヤンキース」(14年)などの話題作に立て続けに出演。また、昨年には連続ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」「南くんの恋人~my little lover」で主演を務めた。現在はソフトバンクのCMに出演しているほか、NHK大河ドラマ「真田丸」に豊臣秀頼役での出演が決まるなど、気鋭の若手俳優として注目されている。
中川さんは、今後挑戦してみたい役に「犯罪者など狂った役。そういう役は今までなかったので狂気的な役にチャレンジしたい」と話した。目標にしている俳優は山田孝之さんだといい、「作品によって全然表情が違う。出番の多さにかかわらず残る演技をされているところがすごい。自分も作品を見ていただいた人に印象を与えられるような役者になりたい」と話していた。また、今年の目標について、「映画祭に行けるような作品に参加できるようになりたいという思いを込めて、海外に行きたい」と掲げていた。
カレンダーは撮り下ろしで、大好きな釣りを楽しむあどけない表情や、ふとした瞬間に見せる大人びた表情など、制服を脱いだ中川さんのさまざま表情を掲載。16年は中川さんにとって高校最後の年となることから、4月から翌年3月の“スクールカレンダー”になっている。サイズはA5版で卓上型。表紙と裏表紙を合わせて14枚で、価格は2300円(税抜き)。