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益若つばさ:子育ては“サザエさん”流 鈴木おさむと親トーク

 モデルの益若つばささんが14日、東京都内で行われた「ルーム ROOM」(レニー・アブラハムソン監督)の大ヒット記念イベントに登場。現在、シングルマザーとして8歳の息子を育てている益若さんは、「周りの家族やスタッフさん、友達に支えられながら、『サザエさん』のような環境で育てています。親だけでなく、息子になるべくいろんな人と関わらせて、みんなから愛情をもらいながら育てたいと思っています」と自身の子育て論を語った。

 益若さんは、「昔はお仕事も子育ても全力で完璧に頑張りたいタイプだった」というが、「それが逆にストレスになった。最初から自分一人で子育てをするのは難しいと思っていたけれど、自分の苦手分野を得意な人に手伝ってもらったり、周りに感謝しながら甘えています。人見知りをしない子供に育って、寂しくもあり、助かるなあって思うことがたくさんあります」と母の顔で語った。「出産して景色が180度変わった。見せるものすべてが新鮮で、何も考えていなかったことを考えさせられたり。一つ一つに感謝するようになった」と最近の変化について明かした。

 イベントには、昨年6月に第1子となる息子が誕生した放送作家の鈴木おさむさんも出席。「子供を授かった時点で、父親になったのではなく、父親になるための訓練が始まっている」といい、「親として生きることの責任、自分の考え方と(子供に)与えたことで、本当にどうにでもなるというか。(子供に)自分の背中を見せるとはいいますが、仕事の仕方、一つにしても変わってきました」と父親としての自覚を語っていた。

 映画は、部屋に監禁された女性と、そこでしか暮らしたことがない子どもを中心に、狭い世界から脱出して外に飛び出した人間の姿を描き出す。主演のブリー・ラーソンさんは、同作で今年度の米アカデミー賞主演女優賞に輝いた。

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