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女優でモデルの菜々緒さんが、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」のミューズに起用され、19日、東京都内で行われた同展の記者発表会に出席。同展は日本やフランス語圏のマンガ家がルーブル美術館をテーマに描いた作品の展覧会で、参加するマンガ家の一人で「イノサン」などで知られる坂本眞一さんが今回、菜々緒さんをテーマに1枚の作品を描き下ろすといい、菜々緒さんは「楽しみで仕方がない。すごい繊細な絵を描かれる、見入ってしまうような素晴らしい絵を描かれる方なので、その方に描いていただけるなんてすごく光栄」と喜んでいた。同作品は同展で公開予定。
同展では、坂本さんのほか、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんや「孤独のグルメ」の谷口ジローさんら日本のマンガ家とフランス語圏のマンガ家、合わせて16人の作品が展示される予定。7月22日から9月25日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催する。
この日、“女神(ミューズ)”のような白の衣装で登場した菜々緒さんは、ミューズ就任に「私のような存在をきっかけに、より幅広い層の皆様にこの展覧会を注目していただけるよう、精いっぱいやっていきたい」と意気込みを語った。
また、同展に参加するマンガ家の中で実際に作品を読んだことがある人を聞かれた菜々緒さんは、「荒木(飛呂彦)さんがすごく好き。ファッションのことに影響を受けていたりとか、ポージングとかも芸術からヒントを得て描かれているというのが、読んでいてもすごく楽しいし、より知れば知るほどいろんなものが見えてくる」と話していた。