今週のイケメン：ディーンが“ニコタマダム”魅了　向井理主演連ドラ　石原プロ16年ぶり新人決まる　前編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（4月22～28日）はディーン・フジオカさんが東京・二子玉川で行われたイベントに登場した話題、向井理さんの主演連続ドラマが7月にスタートするニュース、石原プロモーション（石原プロ）の16年ぶりの新人俳優オーディションでグランプリが決まったニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。

　フジオカさんは25日、東京・二子玉川の商業施設「二子玉川ライズ」で行われたソーセージブランド「ジョンソンヴィル」のPRイベントに出席した。客席に向かって爽やかな笑顔を振りまき、手を振りながら登場し、「今日は楽しみにしていました。こうやって皆さんと直接お会いできる機会がなかなか持てないので、楽しい時間を過ごしましょう」と語り掛け、会場に集まったニ子玉川の女性“ニコタマダム”らを魅了。試食する場面では、フジオカさんが商品を口に運ぶ姿に歓声が上がり、フジオカさんは「なんか緊張しますね」と苦笑していた。

　向井さんが、7月にスタートする連続ドラマ「神の舌を持つ男」（TBS系）で主演することが28日、明らかになった。「TRICK」や「SPEC」シリーズの堤幸彦監督が手掛ける、温泉場を舞台にしたコミカルミステリー。向井さんは朗読劇や映画、舞台などの堤監督作に出演しているものの、連続ドラマは初タッグで、「ドラえもん」ののび太のような丸めがねでさえないルックスだが、舌に乗せたものを分析する特殊な能力を持った主人公・朝永蘭丸（ともなが・らんまる）を演じる。

　向井さんは「今回の作品は僕が一番好きな“堤幸彦ワールド”が満載なので、こんなに堤さんのにおいがいっぱいするドラマに呼んでもらって本当にうれしいです。初めてお仕事するような気持ちでやらせてもらっています」とコメントしている。木村文乃さんが2時間サスペンスドラママニアの“ウザカワ女”甕棺墓光（かめかんぼ・ひかる）役で出演し、蘭丸と光を鋭い突っ込みでまとめる宮沢寛治役で佐藤二朗さんも出演する。毎週金曜午後10時放送。

　石原プロ16年ぶりの新人俳優募集となる「石原プロ次世代スター発掘オーディション」の最終審査が25日、東京都内で行われ、ファイナリスト11人の中から埼玉県出身の神田穣（かんだ・じょう）さん（20）がグランプリに輝いた。神田さんは「驚きです。素直にうれしい。全然実感が湧かなくて、何を言っていいのか戸惑っています」と心境を明かした。目標の俳優は小栗旬さんで、特技は野球と総合格闘技といい、最終アピールでは腕立て伏せを披露した。

　審査委員長で故・石原裕次郎さんの妻の石原まき子さんは「直感で、すてきな笑い顔がとっても印象に残りました」と選考理由を説明。舘ひろしさんが審査副委員長を務め、神田正輝さんが審査委員として参加した。また、準グランプリは米ロサンゼルス出身の丞威（ジョーイ）さん（21）、特別賞は静岡県出身の増本尚（ますもと・なお）さん（16）が受賞した。グランプリ、準グランプリ、特別賞の3人には石原プロとの契約のほか、賞金などが贈られた。

　最終審査や授賞式の様子はファミリー劇場とチャンネル銀河の特別番組「グランプリ決定！石原プロ次世代スター発掘オーディション」として5月6、7日に放送される。