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天海祐希:高所恐怖症を“女優魂”で克服 地上30メートル・銀座のシンボルでCM撮影

 女優の天海祐希さんが20日、銀座・和光本館(東京都中央区)で行われた高級ウオッチブランド「グランドセイコー レディス」の新CM発表会に登場。同ブランドのイメージキャラクターとして、同店屋上の時計塔のそばに立ち、地上約30メートルの高さから撮影したという天海さんは「高いところが若干苦手でございまして……」と、高所恐怖症を明かしたが、撮影時は「用意スタートがかかったら、イメージに浸って、終わった瞬間に『すみません……』と腰が引ける、という感じ」で撮影を“女優魂”で乗り切ったと明かした。

 「グランドセイコー」は、1960 年に誕生した高級ウオッチブランド。2010年から本格的にグローバル展開を開始し、世界30カ国以上で人気を博している。新CMでは、同ブランドの時計を身につけた天海さんが、銀座のシンボルでもある同店の時計塔に凜(りん)とたたずむシーンを描き、「日本の女性たちの腕に、日本の美しい時計を。」というメッセージを送っている。天海さんは「こんなに背が高いのに(高い所が)苦手なんですね」と苦笑したが「(時計塔を)あんな間近で見られるチャンスはないと思い、『大丈夫かな』と一瞬思った」と、オファーを受けた理由を説明した。

 実際の撮影では「段差がないように(隙間を)板を埋めて、より怖くなっている。『あ、これまずかったかな』と思ったんですが、今さら言えない。あんな優雅なところで(命綱は)付けられない」と、後悔の思いをにじませていたが「できあがりがすてきだったので、怖い思いをしてよかった」と笑顔。「近くに行くと圧倒的な美しさを感じますよ」と、間近で見た時計塔の感想を語っていた。新CMは21日から全国放送。

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