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菜々緒:松ケン、成宮、早乙女としっとり着物姿 帯は“化け狐”で遊び心

 モデルで女優の菜々緒さんが5日、東京都内で行われた時代劇「連続ドラマW ふたがしら2」(WOWOW)の完成披露試写会に着物姿で登場。白地に青赤黄のストライプが入った着物にグレーの帯を巻き、まとめ髪に赤いかんざしを挿した上品な装いで、後ろを振り返るとお太鼓に結んだ帯に、今作の役柄をほうふつとさせるような“化け狐”が描かれていた。

 舞台あいさつには、主演の松山ケンイチさん、早乙女太一さん、成宮寛貴さん、入江悠監督も着物姿で登壇。松山さんはベージュ、早乙女さんは白、成宮さんはえんじ色のシンプルな着物に、帯を低い位置で締め、男の色気を漂わせていた。

 同ドラマは、昨年放送された「ふたがしら」の続編で、オノ・ナツメさんのマンガが原作。松山さん演じる弁蔵と早乙女さん演じる宗次の2人の盗賊が「脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく」をモットーに、巧妙な駆け引きやだまし合いで“つとめ”を遂行していく。今作は、前作で盗賊一味「赤目」を抜け、自分たちの盗賊一味「壱師」を築き、頭となった弁蔵と宗次が江戸の頂点を目指す姿が描かれる。

 菜々緒さんは、成宮さん演じる盗賊一味「赤目」の頭・甚三郎と恋仲にあるしたたかな女・おこん役。劇中でもさまざまな着物を着用しているが、今作では豪華絢爛(けんらん)な花魁(おいらん)姿も披露しており、「いつか着てみたいと思っていたのでうれしかったですね」とにっこり。「着物が20キロ、かつらが8キロ、下駄も片足4キロずつあったので、それで八の字を描いて花魁歩きをするのが大変だった」と舞台裏も明かした。

 ドラマは、17日から毎週土曜午後10時に放送。全5話。初回は無料放送。

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