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片岡愛之助:紀香の花嫁姿に「感無量」 披露宴会見一問一答

 歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと女優の藤原紀香さんが28日の大安吉日に、帝国ホテル(東京都千代田区)で結婚披露宴を挙げた。披露宴を前に、会見を行った愛之助さんのおもな一問一答は以下の通り。(敬称略)

 (紋付き羽織袴姿で、報道陣にあいさつ)    みなさま、本日はお忙しい中、こんなにたくさんお集まりくださいまして、ありがとうございます。わたくしごとではありますが、23日に京都の賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(通称・上賀茂神社)で「祈りの儀」(挙式)を済まさせていただきまして、そして本日披露宴を行わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 ――おめでとうございます。今日の心境は?

 ありがとうございます。ドキドキしていますね。

 ――紀香さんのお着物姿はいかがでしょう?

 (照れたように笑いながら)いや、もう……なんだか感無量ですね。よく似合ってましたね。

 ――京都(の挙式)でも感慨深かったんじゃないでしょうか?

 そうですね。雨が降っていて最初はどうなるかと思っていたんですが、本当にぱーっと晴れてきまして。なんだか神様が「おめでとう」と言ってくれているような気がして、すごくうれしかったです。

 ――挙式の後は気持ちも新たにされたのでは?

 そうですね。なんだか引き締まりましたね。

 ――そういえば、プロポーズはまだだっていう話をずーっとされていましたが。

 あはは、よく覚えてらっしゃいますね(笑い)。プロポーズは、結婚指輪の中に刻みました。

 ――なんて刻んだんですか?

 それは……。

 ――少しだけ教えてくれませんか?

 えー、「吾が妻おもう来世までも」と。

 ――愛之助さんのほうには、なんと刻まれてる?

 両方、同じことです。

 ――紀香さんの反応は?

 すごく喜んでました(笑い)。

 ――いつどんなふうに考えたんですか?

 気の利いたことなんてあまり思い浮かばなくて。なんだろうなと思っていたときにふっと思いついて。あ、これいいんじゃないかなと思って。

 ――いつ渡したんですか?

 この間の(挙式の)23日です。

 ――それで初めて知るという感じですか?

 そんな感じです(笑い)。

 ――それで今日を迎えたわけですが、たとえばお色直しは?

 1度だけで、両方和装です。

 ――ウエディングケーキは?

 わたくしたちの知人(ケーキデザイナーの鈴木ありささん)に作っていただきまして。私は六代目(片岡愛之助)なので、ケーキも6段。

 ――高さは?

 そんなに大きくないですよ。

 ――見上げるくらい?

 そんなに大きくないと思いますよ(両手を上下に開いて)。

 ――1メートルくらい?

 はい。そうだと思います。そして、こだわりは私の家紋のイチョウをあしらっています。

 ――披露宴でサプライズは?

 私は何をするわけでもないんですが、京都から芸妓さんが来てくださいまして、(式が)始まったら「手打ち」を。みなさんが黒紋付きを着てずらっと並ばれまして、それからおめでたいことを述べてくださる儀式的なものなんですが、今はもう祇園にしか残っておりませんで。

 ――芸妓さんは何人くらい?

 20人弱くらいですかね。

 ――長いお付き合いがあって。

 そうですね。

 ――そうすると、梨園(りえん)の方々にこだわった披露宴に?

 そうですね。妻を役者の先輩、後輩、ごひいきの方々に紹介するのが一番のポイント。それが主という感じですね。

 ――紀香さんは、梨園の妻としての意気込みを語られたりするのでしょうか?

 いや(笑い)、そんな多くは語りませんし。まだなんといってもこれからですからね。1年生ですから。先輩方からいろんなことを教わってやっていきたいと思いますので。

 ――紀香さんをそばで見ていらしていかがですか?

 入籍した日から、妻の仕事は始まっていますので。お礼状を書いたり、お客様を回ったり……こつこつ自分なりに勉強しているみたいですね。

 ――2人の仲で決めごとは?

 とりたててはないですね。

 ――浮気をしないとか。おモテになりますから。

 いや、モテないですよ。

 ――芸の肥やしとか……?

 あははは、いやいやいや。そういうのはないんじゃないですか。

 ――紀香さんと結婚してよかったなと思うことは?

 いっぱいありますね。食生活も変わりましたし、いろんな意味で支えてくれてますから、安心して仕事ができるということですかね。

 ――引き出物は?

 5種類ありまして。オリジナルのものを作らせていただきました。六代目ですから、引き菓子のバウムクーヘンなんかも6個に切っていただいたり、普段使わせていただいている好きなブランドで本日の日付をあしらったお皿を作ったりですとか。上方の役者なので、上方にこだわって、あんぽ柿というものも。妻の祖父母が和歌山でもありますので、そういったものとか、口上で着るかみしもと同じ色に合わせて藍染のノートを作ったり。

 ――(2人で愛用の)水素の発生機器も、と報道されていますが。

 はい、そのデザインも、歌舞伎の定式幕(のデザイン)を取り入れて作ったりとか。すべて特注したものです。

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