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俳優の小栗旬さん主演の映画「ミュージアム」(大友啓史監督)が12日、公開される。妻夫木聡さんが連続殺人鬼・カエル男を演じ、眉毛がなくスキンヘッドというビジュアルを披露するなど衝撃シーンが多い中でも、沢村(小栗さん)がカエル男を追って車道へと飛び出し、車と衝突するシーンが特に印象的だ。
映画は、2013年7月から14年1月まで「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載されたサスペンスマンガが原作。雨の日だけに発生する猟奇殺人事件の犯人としてカエルのマスクをかぶったカエル男が浮上し、残された手がかりから犯人を追い詰める沢村刑事だが、それはカエル男によって仕組まれたわなだった……というストーリー。沢村の妻・遥役で女優の尾野真千子さん、沢村の部下・西野役で俳優の野村周平さんが出演している。
自分の妻がターゲットとなり捜査から外されてしまった沢村が、喫茶店で西野に頼み捜査資料を見せてもらっているとカエル男が登場。周囲を気にせず必死の形相で追いかける沢村が名前を呼ばれて振り向いた瞬間に車にひかれる場面は、スリリングな物語との相乗効果で思わず心臓がキュッと縮まった。小栗さん自らスタントに臨んだといい、かなりの迫力だ。ほかにもカエル男の屋敷での鬼気迫る姿など、沢村が追い詰められ枯れていくシーンや表情に注目したい。12日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)