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女優の波瑠さんが主演するNHKの連続ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」の放送が13日からNHK総合でスタートする。「白い巨塔」などの脚本家、井上由美子さんによるオリジナル作で、波瑠さん演じる娘と、斉藤由貴さん演じる友達以上に仲のよい母親との複雑な母娘関係をサスペンスフルに描くホームドラマ。斉藤さんが、まるでホラー映画のような形相を見せる場面も登場する。
ドラマは、波瑠さんにとって2015年の連続テレビ小説「あさが来た」以来のNHK主演作。波瑠さんは、私立女子高の英語教師、早瀬美月を演じる。美月は斉藤さん演じる母の顕子が一番の親友で、洋服や食べ物の趣味などがぴったりと一致しているというキャラクター。しかし美月は、ハウスメーカーに勤める松島太一(柳楽優弥さん)と出会ったことで、自分が無意識に母親の顔色を見て生きてきたことを自覚し、その“呪縛”から逃れようとしていく。
一方、顕子は「あの子の気持ちは全部分かるの」と豪語する母親。娘が自分から離れていくことに動揺し、娘を奪われまいと、心の奥にある“危険なスイッチ”が入り“暴走”。ついに松島を誘惑してしまう……という衝撃的な展開が訪れる。
会社人間で、家庭内のことは顕子に任せきりにしてきた父の浩司を寺脇康文さんが演じるほか、顕子の友人役で麻生祐未さん、松島の先輩役で壇蜜さんが出演。ほかに大空眞弓さん、石井杏奈さんも出演する。
第1話のサブタイトルは「危険な蜜月」。美月(波瑠さん)と顕子(斉藤さん)は友達以上に仲のよい母娘で、美月は母のサポートで順調に育ち、女子高の英語教師になっていた。2人は早瀬家の新築を担当する住宅メーカーの松島(柳楽さん)と親しくなり、顕子は、美月と松島が交際するように背中を押す。しかし2人の初めてのデートを顕子が尾行していて……と展開する。
13日から毎週金曜午後10時のドラマ枠「ドラマ10」で放送。全8話。