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女優の松たか子さんが主演する連続ドラマ「カルテット」(TBS系、火曜午後10時)の放送が17日、スタートする。松さんのほか、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんの30代の実力派俳優が「夢をかなえられなかった30代の男女4人」を演じ、涙と笑い、恋や秘密、うそが入り乱れる大人のラブストーリーと、ヒューマンサスペンスが展開する。また松さんら4人は、番組限定で音楽ユニット「Doughnuts Hole」を結成し、4人でドラマ主題歌「おとなの掟」のボーカルも担当する。
ドラマは、「Mother」や「Woman」(ともに日本テレビ系)、「最高の離婚」(フジテレビ系)などの脚本を手がけた坂元裕二さんのオリジナル作。松さん演じる巻真紀(まき・まき)、満島さん演じる世吹(せぶき)すずめ、高橋さん演じる家森諭高(いえもり ・ゆたか)、松田さん演じる別府司が、偶然出会って弦楽四重奏(カルテット)を組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになるが、その偶然には大きな秘密が隠されており……という内容。吉岡里帆さんがカルテットの4人が訪れるライブレストランの従業員で、元地下アイドルの魔性の女・来杉有朱(きすぎ・ありす)役で出演する。
第1話は15分拡大版。真紀(松さん)、すずめ(満島さん)、諭高(高橋さん)、司(松田さん)の4人はある日、東京都内のカラオケボックスで偶然出会う。彼らは奇跡的にそれぞれバイオリン、チェロ、ビオラの奏者で、弦楽四重奏を結成する。そんな折、ライブレストラン「ノクターン」で土曜と日曜の枠が空くかもしれないという話を知り、売り込みのため4人は急いで店に向かったが、関係者の勘違いだったことが判明。しかし、店のレギュラー演奏者に“余命9カ月のピアニスト”ベンジャミン瀧田(イッセー尾形さん)の名前を見た真紀は、ある違和感を覚える……というストーリー。