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俳優の中川大志さんと、モデルで女優の飯豊まりえさんが20日、主演映画「きょうのキラ君」(川村泰祐監督、25日公開)のイベントで、品川エトワール女子高等学校(東京都品川区)をサプライズ訪問した。中川さんが、じゃんけんをして勝ち残った生徒の一人を相手に映画の“胸キュン”シーンを再現すると、約230人の女子高生は悲鳴のような歓声を上げた。
再現したのは、中川さん演じる主人公のキラ君がヒロインのニノ(飯豊さん)の手を引き、教室の黒板の前で「こいつ、俺の彼女になったから。誰も触らないように」と恋人宣言をする……というシーン。再現後、中川さんは「映画の撮影より緊張した」と照れ、「(イメージが)ピッタリですね。ここだけ(映画の本編に)使っていいですか?」と体験した生徒にジョークを飛ばしていた。生徒は「すっごいうれしいです。ときめいちゃいました。特別な経験とさせていただきます」と感激していた。
この日、2人は、同校の体育館で行われた学年集会にサプライズで登場。2人が現れると、生徒たちは「キャー!」と悲鳴を上げ、列を乱して大いに盛り上がった。飯豊さんは「スケジュールにサプライズ訪問が入っていて、学校に行ける、女子高生に会えるってうれしかったです」と笑顔。中川さんは「ついこないだ高校を卒業したばかり」といい、「女子高に入るのが初めてなので、すっごいドキドキしてます。また学校に来られて、しかも女子高。うれしいですね」と喜んでいた。
映画は、「別冊フレンド」(講談社)で連載されたみきもと凜さんの少女マンガが原作。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊さん)が、学校のクラスメートで誰もが憧れる人気者“キラ”こと吉良ゆいじ(中川さん)に初めて恋をするも、キラのある秘密を知ってしまい……というストーリー。監督は「L・DK」(2014年)などで知られる川村監督で、ニノの父親役を安田顕さん、母親役を三浦理恵子さん、キラの父親役を岡田浩暉さん、クラスメート役を葉山奨之さん、平祐奈さんが演じている。