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櫻井翔:東野圭吾原作で4年ぶり単独映画主演 広瀬すず、福士蒼汰と共演

 人気作家・東野圭吾さんのミステリー小説「ラプラスの魔女」が、人気グループ「嵐」の櫻井翔さん主演で実写化されることが20日、明らかになった。櫻井さんは、不可解な事件の調査を依頼される地球化学の研究者・青江修介役で、14年公開の「神様のカルテ2」以来約4年ぶりの単独映画主演となる。青江を翻弄(ほんろう)する謎の女・羽原円華役で広瀬すずさん、円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人役で福士蒼汰さんも出演し、三池崇史監督がメガホンをとる。2018年公開予定。

 櫻井さんは「映画単独主演は4年ぶり。三池監督とご一緒させていただくのは9年ぶり。東野先生の作品に出させていただくのは14年ぶり。たくさんの“久しぶり”に胸が高鳴ります」と明かし、「事件に、そして円華に翻弄される青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの“大きな化学反応”を現場で起こしていきたいと思います」と意気込んでいる。

 映画は、自然現象下での“硫化水素中毒死”という連続して起きた二つの不審死の調査を依頼された大学教授の青江が、目の前で次に起こる自然現象を言い当てる円華(広瀬さん)に翻弄されながらも行動を共にする中、第3の事件が発生し……というストーリー。脚本は大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)や「下町ロケット」(同)などの八津弘幸さんが務める。

 円華役の広瀬さんは「東野さんの作品の映画に出てみたいってずっと思っていたので、念願かなって、すごくうれしいです」と喜びのコメント。甘粕役の福士さんは「お二人とは初共演ですが、櫻井さんは知的なイメージなので、研究者である青江のキャラクターがスッと頭に入ってきました。広瀬さんは10代とは思えないエネルギーがある印象で、ピュアさ、真っすぐさが円華とイメージがとても近いなと思いました。お二人との共演も今から楽しみです」と話している。

 撮影は16日からスタートしており、4月下旬にクランクアップの予定。18年公開。

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