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米俳優のブラッド・ピットさんが22日、東京都内で開かれた動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の映像作品「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」の記者会見に登場した。2年半ぶりとなる11度目の来日にピットさんは、「(日本に)戻って来てうれしい」と話しながら、自身が主演し、プロデュースも担当した同作について「ネットフリックスと組まないとこの作品は作れなかったと思う」と話していた。
ピットさんのほかに、自身の制作会社「プランB」のプロデューサー2人、デビッド・ミショッド監督が出席した。「プランB」は、今年度のアカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」を手掛けたことでも知られている。
ピットさんは、ネットフリックスと組まない場合は「6分の1の予算で小さく作っていたかも」と明かしながら「(ネットフリックスの)配信が伸びてきているのはコンテンツが良いから。映画製作会社にもチャンスが与えられている。素晴らしいことだと思う」と話した。
「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」は、実在した将軍に密着したルポルタージュ「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan」が原作。2009年のアフガニスタンを舞台で、米国陸軍のグレン・マクマーン大将(ピットさん)は駐留米軍を率いることになり、腹心の部下たちと共に「平和で自由な国造り」の理想に向かって奮闘するが、撤退を望む米政権の思惑や、食わせ物のアフガニスタン大統領、マスコミの追及によって試練が次々と押し寄せるというストーリー。ネットフリックスで26日から配信。