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山田孝之:プロデュース&主演で愛読書を映画化 「北区赤羽」監督と再タッグ

 俳優の山田孝之さんが、自身の愛読書という狩撫麻礼さん原作、いましろたかしさん作画のマンガ「ハード・コア-平成地獄ブラザーズ」を、プロデュース&主演で映画化することが11日、分かった。共演は佐藤健さん、荒川良々さんで、「山田孝之の東京都北区赤羽」「山田孝之のカンヌ映画祭」「映画 山田孝之3D」といった一連の作品でタッグを組んできた山下敦弘監督がメガホンをとる。

 映画「ハード・コア」は、都会の片隅で決して豊かでも恵まれてもいない日々を送る、正真正銘のアウトローの権藤右近(山田さん)と、右近の素朴な友人・牛山(荒川さん)、そして2人の面白くも無為な日々を歯がゆい気持ちで見守ってきた右近の弟・左近(佐藤さん)が、やがて破天荒な事件に巻き込まれ、人生を一変するやもしれない事態に直面する……という内容。

 山田さんは、演じる右近について「この男の不器用さは自分に足りない部分なのでは? とすら思えてくる」と思いを寄せ、「そして男たちの結末に、僕は泣いた。それはきっと、曲がった世界をまっすぐ生きる男の姿、そこに間違いなく憧れがあるからだろう」とコメント。山下監督も「山田孝之の口から『山下さん、ハード・コアって読みました?』っていう言葉が飛び出してはや5年。もうこれはやらねばというか、やる運命というかハッキリ言って使命にも似た境地です」と話している。

 また山田さんと兄弟役と聞き「2秒で出演を決めました」という佐藤さんは、「すてきな共演者の方々、原作、そして山下監督とご一緒できるとのことで、棚からぼた餅的な気持ちです」と明かし、荒川さんも「山田孝之さんとは2度目の共演です。今回はガッツリです。食うか食われるか、下から見るか上から見るか、相手にとって不足なし。首を洗って待ってろよ!」と意気込んでいる。

 映画「ハード・コア」は2018年公開。

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