連続ドラマ「セシルのもくろみ」最終話のワンシーン=フジテレビ提供
女優の真木よう子さん主演の連続ドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系、木曜午後10時)が7日、最終回を迎える。最終話は、真木さん演じる宮地奈央が、吉瀬美智子さん演じるモデルの浜口由華子が創刊する新しいファッション誌に移籍するか、自分を育ててくれたファッション誌「ヴァニティ」に残るか悩む姿が描かれる。
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ドラマの浅野澄美プロデューサーは、最終話について「ヴァニティ編集部の皆がどういう思いで働いていたのか、どういう思いでこの雑誌を作っているのかが明らかになります。それは、このドラマが伝えたかった、すべての女性たちへの応援歌でもあります。宮地奈央が“格好よく生きるとはこういうことだった”という答えにたどり着きます」とメッセージを寄せている。
ドラマは、ファッション誌「STORY」(光文社)で2008~10年に連載された唯川恵さんの小説が原作。着飾ることに興味がなかった専業主婦の奈央が、ファッション誌の世界に足を踏み入れ、崖っぷちライターやトップモデルらと接していくうちに、新たな価値観と出合う……というストーリー。
先週の第8話は、奈央が慕う「ヴァニティ」の元カバーモデル由華子が、“移籍”するはずだった新雑誌創刊の話が白紙になり、さらに奈央が専属モデルを務める「ヴァニティ」も、よりハイクラスな方向へ方針転換されることになる。方針転換には、由華子に代わってカバーモデルを務めるようになった元一流モデルの舞子(長谷川京子さん)の意向が反映されていた……というストーリーだった。
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