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俳優の斎藤工さんと女優の板谷由夏さんが28日、東京都内で行われた「WOWOW映画工房」の放送300回記念イベントに登場。この日は斎藤さんが企画・ストーリーの原案・脚本を手掛けたクレーアニメ「映画の妖精 フィルとムー」も上映され、粘土細工のキャラクターの声優にも挑戦している斎藤さんは、「フィルの声がなかなかつかめなくて、(秦俊子)監督から『もっと高い声で』って言われて、段々と明け方のオネエみたいな声になった」と明かして会場の笑いを誘った。
また、斎藤さんは「僕のイメージする明け方のオネエがフィル。ちょうどいいい。新宿かいわいで店を閉じようとしている明け方のオネエがモデルです。セクシー? 憂いはあったかもしれない」とにやり。ゴリラの声も担当しており、秦監督から「もうお任せしちゃって、何も言わなくてもすごく上手にやっていただいた。ゴリラも声もすごく上手」と褒められると、斎藤さんは「ゴリラ(役)は、本当にこのために生まれてきたっていうくらいしっくりきた」と自信を見せていた。
イベントは、劇場版アニメ「君の名は。」で知られる新海誠監督作品のオールナイト上映前に行われ、「君の名は。」の美術監督の渡邉丞さんや、国立新美術館(東京都港区)で11月11日~12月18日に開催される美術展「新海誠展 ー『ほしのこえ』から『君の名は。』までー」の総監修を担当する落合千春さんも登場し、斎藤さんや板谷さんとトークを繰り広げた。