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バットマンをはじめとするDCコミックスのヒーローが集結するアクション映画「ジャスティス・リーグ」(ザック・スナイダー監督)が、23日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。ついにDCコミックスでも某チームに対抗するジャスティス・リーグを旗揚げ! 前半は、そのメンバー集めにバットマンことブルース・ウェインとワンダーウーマンことダイアナ・プリンスが奔走。後半は、今作のビラン(悪役)、ステッペンウルフを相手にジャスティス・リーグのデビュー戦が繰り広げられる。
前作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)で命を落としたスーパーマン。彼亡き後、各地で犯罪が多発。それに追い打ちをかけるように、暗黒惑星アポコリプスから、強大な力を持つステッペンウルフ(声:キアラン・ハインズさん)がやって来る。1人では太刀打ちできないと踏んだバットマン(ベン・アフレックさん)は、ワンダーウーマン(ガル・ガドットさん)と共に、超高速で動くことができるフラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラーさん)、半分人間・半分アトランティス人のアクアマンことアーサー・カリー(ジェイソン・モモアさん)、サイボーグことビクター・ストーン(レイ・フィッシャーさん)といった超人をスカウトし、「ジャスティス・リーグ」を結成する……というストーリー。
おちゃめでテンション高めのフラッシュ、一見クールだが実は結構寂しがり屋のアクアマン、自分の体になじめず引きこもりがちのサイボーグという、強過ぎる個性ゆえに時に反発し合う彼らを、温かい愛情でまとめあげるのがワンダーウーマンだ。
彼女が彼らの母親的存在なら、バットマンは父親的存在。今回は、そういったメンバーの紹介と役割説明に重きが置かれている。
スナイダー監督らしく、ダイナミックかつ痛快なアクションシーンは健在。今後仲間が増えていくのか、どんな敵とどんな戦いが繰り広げられていくのか興味は尽きない。次作につながる伏線もしっかり張られ、「あれ、このキャラクターって……!?」と好奇心をかき立てられる映像が用意されているので、エンドロールが終わるまで席を立たないように。(りんたいこ/フリーライター)