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女優の中山美穂さんが25日、東京都内で行われた谷崎潤一郎の名作「細雪(ささめゆき)」の時代背景を平成に置き換えて制作されるNHKの連続ドラマ「平成細雪」の会見に、4姉妹を演じる高岡早紀さん、伊藤歩さん、中村ゆりさんと華やかな着物姿で出席した。中山さんは、淡いグレーに金や白の柄が映えた着物に、黒の帯。グレーのネイルを施した華やかながらも落ち着いた雰囲気だった。
高岡さんは、淡い水色の着物にブルー系の帯を合わせ、ピンクの帯ひもがアクセントになったさわやかな着こなしで、伊藤さんも淡いピンクの着物に、白い帯というさわやかないでたち。中村さんは、黒に近いブラウンの着物に、黄緑の帯を合わせたモダンな着物姿だった。
「平成細雪」は、バブル崩壊後を生きる女性たちの物語で、華やかで美しく、切ないけれど笑えるゴージャスなドラマになるという。脚本は岸田國士戯曲賞などを受賞している劇作家の蓬莱竜太さんが手掛ける。中山さんが4姉妹の長女、高岡さんが次女、伊藤さんが三女、中村さんが四女を演じる。
平成4(1992)年春、大阪船場を代表する名家の蒔岡家は会社を人の手に渡し、元禄以来の歴史を閉じる。何不自由なく生きてきた4姉妹は新たな人生をスタートさせ、長女の鶴子(中山さん)はかつての栄華の記憶を胸に誇り高く生きようとする……というストーリー。NHK・BSプレミアムで2018年1月7日から毎週日曜午後10時に放送する。全4回。