今週のイケメン：菅田将暉、主演賞受賞でダジャレ　志尊淳は宇宙人役で主演連ドラ＆劇場版　後編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（13～19日）は、菅田将暉さんが「第72回毎日映画コンクール」（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催）で男優主演賞を受賞し、表彰式に出席した話題、志尊淳さんが3月に放送される連続ドラマで主演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。

　「第72回毎日映画コンクール」の表彰式が15日、「ミューザ川崎シンフォニーホール」（川崎市幸区）で開催され、「あゝ、荒野」（岸善幸監督）で男優主演賞を受賞した菅田さんが出席した。菅田さんは「こんな大きな賞をいただけるとは想定外でした。ありがとうございます。年間何百本という映画が公開される中で選んでいただき、本当に光栄です」と笑顔を見せた。

　また、同賞のほか「第42回報知映画賞」「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン」の主演男優賞も受賞しており、司会の生島ヒロシさんから「2017年は菅田将暉イヤーだったね」と言われると、「それはもうイヤー（嫌）っていうことですかね」とダジャレを飛ばして「すいません……考えてきました」と話して笑いを誘っていた。

　志尊さんが、3月に放送される日本テレビの連続ドラマ「ドルメンX」（関東ローカル）で主演を務めることが明らかになった。地球侵略をたくらむ5人の宇宙人が本気でトップアイドルを目指す“スポ根系アイドル青春コメディー”で、侵略チームのリーダー・隊長を演じる。テレビドラマを再編し、ドラマの15年後のシーンを追加した劇場版が年内に公開されることも発表された。

　ドラマは、2015～17年にコミック誌「ヒバナ」（小学館）で連載された高木ユーナさんのマンガが原作。宇宙人の隊長とイチイ、ニイ、サイ、ヨイは、地球人に気づかれることなく侵略する使命を背負い途方に暮れていたが、アイドルグループのライブを見て「地球一のアイドルになって地球人の心をつかみ、地球を侵略する」というアイデアを思いつき、男性アイドルグループ「ドルメンX」として活動を始め……という展開。アイドルとしてのダンスや歌唱シーンもあり、振り付けは「モーニング娘。」や「AKB48」らを手掛けた夏まゆみさんが監修した。

　志尊さんは「作品のテーマに最初はとても衝撃を受けました。実際に原作や台本を読ませていただき、ただのファンタジーではなく、普段なかなか気づけないような人間の温かみや優しさも感じることができる作品だと思いました」と明かし、「宇宙人らしいテンポやギャグ要素も満載ですが、ふとしたところに名言もあるので、ぜひ注目してほしいです」とアピール。「笑いあり、時にはホロリもある熱い作品だと思います。自分にとっても新しい役に全力で挑みました」と話している。

　ほかに侵略チームの宇宙人、イチイを浅香航大さん、ニイを小越勇輝さん、サイを堀井新太さん、ヨイを玉城ティナさんが演じる。地球人の若手俳優・実光修吾役で桐山漣さん、隊長たちを見守る芸能プロの羽多野社長役でお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんも出演する。

　3月10日から毎週土曜日深夜0時55分に4週連続で放送される。