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モデルで女優の武田玲奈さん主演映画「人狼ゲーム インフェルノ」(綾部真弥監督)が7日からシネマート新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。パーティーゲーム「人狼ゲーム」をモチーフにしたサバイバルサスペンス作。連続ドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」の完結編となる。強制的に集められた10人の高校生が「人狼」と「村人」となってだまし合い、投票で生き残りを懸けたゲームに挑む。
鶴ケ岡高校2年3組の野々山紘美(武田さん)は、命を懸けた「人狼ゲーム」に強制参加させられる。紘美の役職は、友だちをその手で惨殺しなければいけない「人狼」だった。事件を追う刑事たちは、ゲームを支配する謎の男(水野勝さん)にたどり着くが……というストーリー。
連続ドラマ版との連動作だが、冒頭であらすじ解説があるため、初見でも十分に楽しめる。もちろんドラマ版を見ていた方が、登場人物たちのバックボーンをより理解でき、心の動きや行動の裏側が見えて感情移入できるだろう。というのも、今回で7作目となる映画「人狼ゲーム」シリーズで初めて、ゲームに参加するのが全員知り合いという設定だからだ。
ドラマのクライマックスも衝撃的だったが、映画はそれを上回るサスペンスフルな展開でハラハラさせられる。運営側の存在がついに見え始めたので、そのあたりにも注目したい。(遠藤政樹/フリーライター)