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映画「となりの怪物くん」の一場面 (C)2018映画「となりの怪物くん」製作委員会 (C)ろびこ/講談社
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映画「となりの怪物くん」の一場面 (C)2018映画「となりの怪物くん」製作委員会 (C)ろびこ/講談社

今週シネマ:27、28日公開の映画 「となりの怪物くん」「アベンジャーズ」新作、「ママレード・ボーイ」…話題作が続々

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。27日には、俳優の菅田将暉さんと女優の土屋太鳳さんがダブル主演する映画「となりの怪物くん」(月川翔監督)、米マーベル・スタジオ製作の最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(アンソニー・ルッソ監督、ジョー・ルッソ監督)、吉住渉さんの人気少女マンガを実写映画化した「ママレード・ボーイ」(廣木隆一監督)が公開された。

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 「となりの怪物くん」は、2008~14年に少女マンガ誌「月刊デザート」(講談社)で連載され、累計発行610万部を突破しているろびこさんの人気マンガが原作。昨年公開の映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」で知られる月川監督が高校生たちの心の機微を丁寧に描いた王道の青春恋愛映画となっている。

 行動が予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる吉田春(菅田さん)と、ガリ勉&冷血の水谷雫(土屋さん)。2人はとあるきっかけで出会い、春は雫を勝手に初めての友達に認定し、すっかり懐いてしまう。仕事で家にいない母親に認められるため、幼いころから勉強だけを信じてきた雫にとって、友達や恋人は邪魔な存在でしかなく、初めは無関心だった。やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心引かれていく。いつしか春と雫の周りには、個性豊かな友達が集まり、楽しい学園生活を送るようになるが……というストーリー。

 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第1弾「アイアンマン」(08年)公開から数えて、19作目となる。これまで度々存在を匂わせてきた最凶最悪のラスボス「サノス」が登場し、アベンジャーズたちを苦境に陥れる。各作品での布石が回収され、過去18作品は今作のためにあったと言い切れるほど、興奮と感動をもたらす仕上がりになっている。

 バランスがとれていない宇宙を正常にするために、宇宙に存在する生命体の半数を亡きものにしようともくろむサノス(ジョシュ・ブローリンさん)は、その野望をかなえるために、たった一つでも強大な力を得ることができる「インフィニティ・ストーン」の六つすべてを手に入れようとしていた。アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.さん)やソー(クリス・ヘムズワーズさん)、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチさん)らは、サノスの計画を阻止しようと立ち上がるが……というストーリー。

 「ママレード・ボーイ」は、両親がパートナーチェンジして再婚したことで一つ屋根の下で暮らすことになった男女の高校生のラブストーリー。桜井日奈子さんと吉沢亮さんのフレッシュな顔ぶれがダブル主演している。2人の恋物語に両親の関係も絡み、思わぬ展開にドキドキして目が離せない。

 高校生の小石川光希(桜井さん)は、両親(筒井道隆さん、檀れいさん)が離婚し、旅先で知り合った夫婦(谷原章介さん、中山美穂さん)とパートナーチェンジする形で再婚することに反発していた。相手の息子・松浦遊(吉沢さん)も含めて、6人で同居生活することに……。遊が光希の高校に転入し、家と学校で一緒の時間を過ごすうちに次第に引かれていく。遊は家族にまつわるある秘密を知ってしまう……という展開。

 ほかにも、28日には女優の寺島しのぶさん主演の映画「オー・ルーシー!」(平栁敦子監督)が公開される。代わり映えのしない生活を送る40代の独身女性が、英会話教室に通うことになったのをきっかけに自らを解放していく姿を描く。

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