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モデルの冨永愛さんが24日、東京都内で開かれた2018年度の日本遺産認定証交付式に登場した。冨永さんは「日本遺産というのは、日本の歴史に眠る物語にスポットを当て、国内外に発信していくプロジェクトです。私も(モデルとして)世界を舞台に活動してきた中で、日本の文化とスピリットは知るたびにいつも驚かされましたし、深く興味があります」と話した。
冨永さんは、ピンク色の鮮やかな丹後ちりめんの着物姿で姿を見せた。「着物を着るのが好きで、機会をいただきましてありがとうございます」とほほえんだ。冨永さんは昨年秋まで子育てのために3年ほど休業していたが、現在はモデルに復帰。「私の立場で、日本遺産を国内外に発信していくお手伝いができればいいなと思います」とアピールした。
「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を認定し、観光や産業の活性化につなげる文化庁の取り組み。2020年までに約100カ所の認定を目標にしており、これまで54件が認定された。今回新たに宇都宮市の「地下迷宮の秘密を探る旅~大谷石文化が息づくまち宇都宮~」や広島県福山市の「瀬戸の夕凪(ゆうなぎ)が包む 国内随一の近世港町~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~」など13件を認定。
式には、日本遺産大使を務めるギタリストのマーティ・フリードマンさん、歌舞伎俳優の中村時蔵さん、料理人の三國清三さん、村田吉弘さんも出席した。