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俳優の新田真剣佑さんと東出昌大さんが1日、東京都内で行われた映画「OVER DRIVE」(羽住英一郎監督)の初日舞台あいさつに登場。映画で東出さんの弟を演じた新田さんは、イベントでも東出さんのことを終始“兄貴”と呼び、「(撮影)初日に兄貴と会って、本当に兄貴が檜山篤洋という役そのものだったので、僕も直純、弟でいられることができました。本当にありがとうございました」と感謝していた。2人は舞台上で熱いハグを交わすと、会場には大きな歓声が響いていた。
東出さんは、新田さんについて「マッケン(新田さん)が現場に入ると、エキストラさんから『きゃー』って声援が入りますし、本当に太陽のようなオーラをまとっているんです。普段2人でいると静かなところもあって、陰と陽がすてきな方だなって思いました」と印象を話していた。さらに司会から、2人は会う度にグータッチを交わしていたことを明かされると、新田さんは「撮影の後にいつも部屋で集まるんですけど、『お休み』って言って、グータッチして寝るんです」と撮影を振り返っていた。イベントには森川葵さん、北村匠海さん、町田啓太さん、羽住監督も登場した。
「OVER DRIVE」は、世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(セイコーカップラリーシリーズ)が舞台。檜山兄弟が所属するスピカレーシングファクトリーはライバルチームと熾烈(しれつ)な優勝争いを繰り広げていた。天才ドライバー、檜山直純(新田さん)は、メカニックの兄・篤洋(東出さん)の助言を無視し、リスクを顧みない勝気なレースを展開する。衝突を繰り返す2人に、チームにも険悪なムードが漂い始めていた。そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかる(森川さん)がやってくる……というストーリー。