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山崎賢人:原作者からの手紙に感激「自分もすごく悩んでいた」 調律師演じた主演作初日

 俳優の山崎賢人さんが8日、東京都内で行われた主演映画「羊と鋼の森」(橋本光二郎監督)の公開初日舞台あいさつに、共演者らと登場。原作者の小説家、宮下奈都さんから、山崎さんやキャストに向けて「素晴らしい役者さんの表情、せりふを見て、『なんて良い物語』と我ながら感心しました」「主演の山崎賢人さんには不自由なこともあったのかと思いましたが、胸が熱くなりました。あなたに外村を演じてもらって、本当に良かったです」と手紙が読み上げられ、山崎さんは感激した様子だった。

 宮下さんからの手紙に、山崎さんは「すごくうれしいです。自分もすごく悩みながら、お芝居するっていうことが分からない時期で……」と明かし、「それを外村にぶつけようと頑張っていたので、宮下先生に言ってもらえて、すごくうれしかったです」と言葉を詰まらせながら話していた。

 この日の舞台あいさつには、鈴木亮平さん、上白石萌音さん、上白石萌歌さん、光石研さん、三浦友和さん、橋本監督も出席した。

 映画は「2016年 本屋大賞」第1位を受賞した宮下さんの同名小説(文藝春秋)が原作。北海道の田舎で育った主人公・外村直樹(山崎さん)は、ピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦さん)が調律したピアノの音に「森の匂い」を感じる。その仕事に魅せられた外村は、専門学校に通った後に板鳥のいる楽器店で調律師として働き、成長していく……というストーリー。

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