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吉沢亮:ダークヒーロー初挑戦 主演ドラマで“冷徹で美しすぎる”復讐代行業者に

 俳優の吉沢亮さんが、7月にスタートするテレビ東京系の連続ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」に主演し、初のダークヒーローに挑戦していることが9日、分かった。感情が欠落した“冷徹で美しすぎる”復讐(ふくしゅう)代行業者を演じる吉沢さんは「復讐代行業の話ということで、人の恨みや嫉妬など、かなりきったない部分が描かれるわけですが、台本を読むと爽快感のあるコミカルなせりふで逆に怖さと気持ち悪さ倍増のかなり面白い話でした。なかなか見たことのないドラマが生まれる予感がしております」と役や作品に期待を寄せている。

 ドラマは、小説家・日野草さんの新感覚リベンジミステリー「GIVER 復讐の贈与者」シリーズが原作。復讐する側、復讐される側の人間模様を巧みに描きながら、毎回驚きのラストを迎える短編小説群を、映画「全員死刑」で商業デビューを果たした小林勇貴監督がメインとなり映像化する。

 生まれつき人間としての感情が欠落している主人公の義波(吉沢さん)は、淡々と他人の復讐を請け負い、完ぺきにこなす。依頼者は同級生を殺された女子高校生、結婚詐欺に遭った女性、連続殺人被害の家族などさまざまで、義波は依頼者の要望に応じて、ターゲットの心をえぐるような最適で残酷な方法で追い詰めていく……という内容となっている。

 小林監督は吉沢さんとのタッグについて「会って速攻で吉沢君から脚本のダメ出しをされて、正直『はァ?』と思いましたが、言われたことをヒントに直してみた脚本は各所から絶賛されました。吉沢亮、いい男です。エンターテインメントの筋が通ってる人と仕事できるのは本当にうれしいです!」と喜んでいる。

 濱谷晃一プロデューサーも吉沢さんの起用について、「大大大注目の俳優、吉沢亮さんを主演に迎えて、こんな刺激的なドラマが作れる喜びでいっぱいです! 吉沢さんは目を見張る美形ですが、底知れない奥行きやオーラは唯一無二だと思っています。彼の演じる義波が今から楽しみです。そもそも原作本の表紙も吉沢君ソックリですし」と自信をのぞかせている。

 「ドラマ24『GIVER 復讐の贈与者』」は7月13日から毎週金曜深夜0時12分に放送。初回放送は深夜0時17分から。

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