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吉沢亮:「僕を見る目が“ペットを見る目”に…」 沢尻エリカとの共演語る

 俳優の吉沢亮さんが23日、東京都内で行われた映画「猫は抱くもの」(犬童一心監督)の初日舞台あいさつに、主演の沢尻エリカさんらと出席。沢尻さん演じる主人公の大石沙織が飼っているオス猫の良男に扮(ふん)した吉沢さんは、沢尻さんとの共演に「飼い主とペットの距離感って(人間の)恋人同士より近い。嫌がられたらどうしようっていう不安があった」と振り返り、「稽古(けいこ)をしていくうちに、僕を見てくれている目が、完全に“ペットを見ている目”になって受け入れてくださった。居心地が良くて安心できた」と照れ笑いを見せた。

 沢尻さんは、共演した吉沢さんとの印象深かったシーンを聞かれ「(良男に扮した)吉沢君が“キャットフード”を食べている最中に、私が話しかけるシーンなのですが、まさかのNGを私が出してしまって申し訳ないことをした。嫌な顔をせずにまた食べてくれて、なんてすてきなんだろうって思いました」と笑顔で語っていた。舞台あいさつには共演の「銀杏BOYZ」の峯田和伸さん、「水曜日のカンパネラ」のコムアイさん、犬童監督も出席した。

 映画は、推理小説「猫弁」シリーズで知られる大山淳子さんの小説(キノブックス)が原作。かつてアイドルグループのメンバーで、現在は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の主人公の沙織(沢尻さん)は今の自分が好きになれずに心に孤独を抱えていた。心を許せる唯一の存在はオス猫の良男(吉沢さん)で、沙織は日々正直な気持ちを良男に話しかけていた。良男はやがて自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める……というストーリー。

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