連続ドラマ「グッド・ドクター」第1話のシーンカット=フジテレビ提供
俳優の山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系、木曜午後10時)が12日スタートする。小児外科医の世界を舞台にしたメディカルヒューマンドラマで、山崎さんは同局系ドラマ初主演で、初の医師役に挑む。
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ドラマは、2013年に韓国で放送された同名の連続ドラマが原作で、米国でもドラマ化された。山崎さんが演じるのは、自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊。ドラマでは、湊が医師全体の0.3%しかいないという小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命と闘い、心に寄り添い、成長していく姿が描かれる。
湊がレジデント(後期研修医)として働く東郷記念病院の小児外科の臨床医・瀬戸夏美を上野樹里さん、夏美たち小児外科医を束ねる同科のエース・高山誠司を藤木直人さんが演じる。そのほか、小児外科長・間宮啓介役で戸次重幸さん、理事長・東郷美智役で中村ゆりさん、看護師・橋口太郎役で浜野謙太さん、副院長・猪口隆之介役で板尾創路さん、院長・司賀明役で柄本明さんらが出演する。
初回は15分拡大で放送。湊は東郷記念病院に初出勤するため、バスに揺られていた。その頃、同病院では、小児外科の間宮、高山、院長の司賀、副院長の猪口、理事長の美智らが会議を開いていた。司賀は、人員不足の小児科に、今日から新しいレジデントとして湊を招くと告げる。司賀は、大学を首席で卒業した湊だが、自閉症スペクトラム障害でサヴァン症候群でもあると説明すると、周囲から反対を受ける。
湊がバスを降りると事故が発生。子供がけがをして倒れていた。通りがかりの医師が子供を診断するが、湊はその医師を制止して、自ら応急処置を施す。湊が子供の処置を終えたとき、救急車が到着。東郷記念病院への出勤を急ぎたい湊だったが、子供に付き添うことになってしまう……というストーリー。
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