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安室奈美恵:引退直前の思い「いい思い出になってくれたら」 SNSは「安室ちゃんの涙にまた涙」

 16日に引退する歌手の安室奈美恵さんのインタビューが10日、NHKのニュース番組「おはよう日本」で放送された。引退直前の心境について、安室さんは「どんな心境で迎えるのか自分でも正直わからないかもしれない」「いい思い出になってくれたらいいなと思います。曲を聴いてくださった皆さんにとって」と語った。

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 安室さんのインタビューは、午前7時20分ごろの放送となったが、SNSでは「寂しくて泣けてきます」「安室ちゃんの涙にまた涙」「朝から泣いた」「安室ちゃん、25年間お疲れ様。それとありがとう」「本当に本当にありがとう。ずっと大好きです!」との声が上がっていた。

 インタビューでは、安室さんが涙を見せる場面も。5月に沖縄県民栄誉賞を贈られたことについて聞かれた安室さんは、「今まで、悩みとかも人に相談したりしてこなかったので、強い気持ちで『いざ東京に』っていう感情が強かったので、ソロになってさらに強くなっていったし、すごくうれしかったのかな。なんか泣いちゃう」と思わず涙をこぼした。

 安室さんは涙をぬぐいながら、「デビューできたことも奇跡だったので、沖縄に帰るとそういういろんな感情が出てしまう。だから、なるべく帰らずに、気を張っていろいろやらせてもらっていたので、県民栄養賞のときはわっと泣いてしまった。頑張って本当によかったんだって、初めて褒められた気がしました」と振り返った。

 昨年9月に“1年後の引退”を発表したことについては、「自分がファンの気持ちになったときに、前もって私だったら知りたいなと思ったので。1年前に発表した目的は、皆さんと私の間で一つでも多くの思い出を作ることと、引退ということに対しての気持ちをお互いに消化していって、前向きに明るく引退の日を迎えたいなというのもあったので」と説明した。

 15日には、故郷・沖縄で開かれるライブイベントに出演する。沖縄を選んだことについては、「歌で、笑顔で終わりたいなという場所が沖縄だったのかな。笑顔で始まった場所でもあるので、最後も笑顔で終わりたいなと思います」と話した。25年間については、「すごくあっという間でした。25年間は」「“やりきった”というのはありますね、ちゃんと悔いなく」と話していた。

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