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青柳翔:木村佳乃、水野美紀らの“ドロドロ愛憎劇”に参戦? 夜な夜な役作りも

 「劇団EXILE」の青柳翔さんが、木村佳乃さんが主演する11月スタートのテレビ朝日系の連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演することが28日、分かった。青柳さんは、木村さん演じる上島通子の夫・旬平(萩原聖人さん)が板長を務める料亭「花ずみ」の板前・矢場俊介を演じる。

 原作は、1996年に出版された連城三紀彦の小説「隠れ菊」で、現代版にリメークする。結婚して20年の上島通子は、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平の元に嫁ぎ、2人の子供にも恵まれ専業主婦として平穏な日々を送っていた。しかし通子の前にある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀さん)が現れ、「ご主人をいただきにまいりました」と告げる。6年前から関係を持っていたと語る多衣は、通子に夫の署名入りの離婚届を突きつける。さらに夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚。思いもよらない事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらい、自らが女将(おかみ)となって料亭を立て直すことを決意する……というストーリー。

 青柳さん演じる俊介は、旬平の右腕として板場を支える存在で、通子が新しい女将となった新生「花ずみ」でも変わらず旬平と共に料亭で働く。最初は、通子、旬平、多衣、そして通子の幼なじみの笠井芯太郎(田中哲司さん)ら男女4人の愛憎劇を遠巻きに見守っているが、やがてその渦中に巻き込まれていくという。

 ドラマは11月10日から「土曜ナイトドラマ」枠(土曜午後11時15分)で放送。

 ◇青柳翔さんのコメント

 ――女性同士の激しいバトルに男性陣が次々と巻き込まれていくという今作。この題材についてどう感じられましたか?

 すごくドロドロ、ネチネチとした言葉使いが印象的でした。先日行った本読みで木村さんと水野さんのお芝居を聞いて、さらに現場に入るのが楽しみになりました。

 ――板前役を演じられることで意識する部分や役作りなどはございますか?

 スタッフさんから実際に劇中で使う菜箸を貸していただき、夜な夜な箸の作法を繰り返しています。箸使いに違和感を出さないよう毎日練習しています。

 ――濃厚な愛憎物語ですが、共演者の皆様とのお芝居で楽しみなところ、また意気込みをお願いします。

 クランクイン前の今からすごく楽しみです。劇中ではドロドロになり、撮影現場ではドロドロしないよう楽しみながら、丁寧に撮影に臨みたいと思います!

 ――最後に視聴者の皆さんへメッセージを。

 名作小説「隠れ菊」が現代版になっており、女性でも男性でも楽しめる作品になっていると思っています。ぜひ、楽しみにしてください。

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