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女優の宮沢りえさんが4日、東京都内で開かれた映画「ルイスと不思議の時計」(イーライ・ロス監督、12日公開)の特別試写会イベントに登場。作品にちなんで「時間を操れたら?」と聞かれた宮沢さんは「私が仕事を始めたのが中学生で、仕事と学校(学業)を両立しながらやっていました。私は中卒なのですが、中学から高校生活、そして大学のキャンパスライフを楽しみたかった。そこだけはやり直したい。娘の学校に行くと、学校ってすてきだなと思う」と話していた。
「今だから言える秘密は?」とも聞かれ、宮沢さんは「いっぱいあります。昔、超能力の『スプーン曲げ』が流行したときに、親戚が集まって『フォークを持って(曲げるのを)やろう』となって、私はこっそりテーブルの角に押し当ててぐいっと曲げて……。後から『冗談』と言おうとしたのですが、みんなが『すごい!』となって、冗談と言えなくなってしまい、一時期そういう力があると思われました。ちゃんと言えば良かった」と秘密を告白していた。イベントには、吹き替え版で声優を務めた佐藤二朗さんも出席した。
同作は、“ハリー・ポッターの原点”ともいわれているジョン・ベレアーズの書籍が原作。両親を亡くし、叔父ジョナサンの古い屋敷に住む魔法使いの少年ルイスは、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知り、“時計”を探し出して謎を解く……という内容。宮沢さんは、ジョナサンの隣に住む魔女ツィマーマン夫人、佐藤さんはジョナサンの声を担当した。