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俳優の田中圭さんが7日、東京都内で行われた、さまざまな分野で活躍する人を選出するアワード「SUITS OF THE YEAR 2018」の授賞式後の会見に登場した。同賞を「アート&カルチャー部門」で受賞した田中さんは、主演した連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が今年流行した言葉を決める「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたことについて聞かれると、「『おっさんずラブ』という作品は、僕らを離れてだいぶ遠いところに育ったな、とプロデューサーたちと話していました」と感慨深い表情で語った。
流行語大賞について田中さんは、「そこまで(大賞の受賞)は望んでいないですけど、ノミネートされただけでもすごいこと」と感嘆。続けて「『おっさんずラブ』という言葉がノミネートして僕らもうれしいけど、ただ、ドラマのタイトルだということをだんだんみんな忘れ始めている」と冗談めかして語った。
田中さんは、今年は「東京ドラマアウォード2018」の主演男優賞など数々の賞を受賞しており、「SUITS OF THE YEAR 2018」が四つ目の受賞。今年はどんな1年かと聞かれると、「すごく楽しかったです。来年は今年以上に頑張って、今年以上に楽しい1年を過ごしたいなと思います」と意欲的に語っていた。
「SUITS OF THE YEAR 2018」は今年新設されたアワードで、日本経済新聞社デジタル事業広告・IDユニットの「NIKKEI STYLE Men's Fashion」と世界文化社の男性ファッション誌「MEN'S EX」が共同で主催。「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰する。「ビジネス部門」ではファミリーマートの澤田貴司社長、FOLIOの甲斐真一郎CEO、「イノベーション部門」では東京大学大学院の松尾豊准教授、「スポーツ部門」では競泳の萩野公介選手がそれぞれ選出された。