映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」の場面写真(C)2018「かぞくいろ」製作委員会
今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。11月30日に有村架純さん主演の「RAILWAYS」シリーズ最新作「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」(吉田康弘監督)、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの劇場版最新作「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」(吉沢俊一監督)、バレエの演目で有名な「くるみ割り人形」をディズニーが実写化した「くるみ割り人形と秘密の王国」(ラッセ・ハルストレム監督、ジョー・ジョンストン監督)が公開。12月1日に青柳翔さん、町田啓太さん、鈴木伸之さんら「劇団EXILE」が総出演する映画「jam(ジャム)」(SABU監督)が公開される。
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「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」は、島根を舞台にした「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年)、富山を舞台にした「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(11年)に続くシリーズ3作目。今作は、熊本と鹿児島を結ぶローカル線・肥薩おれんじ鉄道が舞台。
奥薗晶(有村さん)は、夫・修平(青木崇高さん)の死によって、夫の連れ子・駿也(歸山竜成=きやま・りゅうせい=さん)と共に夫の故郷・鹿児島にやって来る。鹿児島で義父の節夫(國村隼さん)との、3人の新たな生活が始まり、やがて、晶は駿也に背中を押され、夫の夢だった運転士を目指す……というストーリー。
「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、「機動戦士ガンダムUC」などの福井晴敏さんが脚本を担当し、ニュータイプとは何か? という壮大なテーマが描かれる。「ガンダムUC」の原作の「不死鳥狩り」というエピソードがベースにはなっているが、新たなキャラクターが登場するなど再構成される。
「ガンダムUC」でラプラスの箱が開かれた1年後の宇宙世紀0097年の物語。ラプラス事変によって、ネオ・ジオン残党軍の「袖付き」は一時的に瓦解(がかい)し、活動は停滞。ユニコーンガンダムと呼ばれる2機のモビルスーツは、人知の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた……という展開。
「くるみ割り人形と秘密の王国」は、亡き母からの贈り物をきっかけに「秘密の王国」へと迷い込んだヒロインが、その旅を通じて成長していく姿を描くファンタジー作。クリスマスイブ。クララ(マッケンジー・フォイさん)は亡母が用意していた鍵のかかった卵形の入れ物を受け取る。その夜、クララは名付け親のドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマンさん)の屋敷でのクリスマスパーティーへ家族と共に向かう。そこで、ドロッセルマイヤーからの贈り物を探していたクララは、あの入れ物の鍵を発見。同時に、不思議な世界へ入り込んでしまう……というストーリー。
「jam」は、EXILE HIROさんプロデュースの完全オリジナル作。青柳さん演じる場末のアイドル演歌歌手、町田さん演じる意識不明の彼女の回復を願う青年、鈴木さん演じる刑務所帰りで復讐(ふくしゅう)を狙う男という3人の運命が交錯していく……という展開。三者の物語はどれもテイストが異なり、三様の楽しみ方ができる。
このほかに、声優の久保ユリカさんが初主演する「猫カフェ」(沖田光監督)が12月1日に公開される。
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