映画「人間失格」で太宰治を演じる小栗旬さん (C) 2019 『人間失格』製作委員会
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(11月27日~12月3日)は、小栗旬さんが2019年に公開される映画で太宰治を演じるニュース、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが表紙を飾った雑誌が重版されるニュース、高橋一生さんが「第47回ベストドレッサー賞」を受賞したニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。
小栗さんが、太宰治の遺作「人間失格」の誕生秘話をテーマにした19年公開の映画「人間失格」で主演し、太宰治を演じることが12月3日、明らかになった。監督は蜷川実花さんで、小栗さんと蜷川監督がタッグを組むのは今回が初めて。小栗さんは、短期間で大幅な減量を行ったといい、「私という人間から見えてくる、太宰治という凄絶(せいぜつ)な人生を駆け抜けた一人の文豪の足跡が皆様の心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております」と意気込みを語っている。
映画は小説「人間失格」の実写化ではなく、太宰治自身と3人の女性の目線から、実話を基にしたフィクション作品。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰治の恋と生涯を、膨大なリサーチを経て、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。
稲垣さん、草なぎさん、香取さんが和装で表紙を飾った雑誌「新春すてきな奥さん」(主婦と生活社)2019年版が重版されることが12月1日、分かった。同号は11月21日に発売され、早くも完売店が続出したことから、重版が決まった。同誌は毎年、年末年始をまたいで発売される臨時増刊号で、同社によると付録つきの臨時増刊号が在庫切れで増刷するのは「業界でも異例のこと」だという。増刷分は1万部で、12月10日から店頭に並ぶ予定。
同号には稲垣さんら3人の7000字以上のロングインタビューを掲載。3ショットの両面ポスターが付く。価格は1620円。
高橋さんが「第47回ベストドレッサー賞」を芸能部門で受賞し、11月28日、東京都内で開催された授賞式に出席した。高橋さんは、この日のファッションについて「15年ぐらいお世話になっているお店で作ってもらった、アメリカントラディショナルなファッション」と紹介した。普段は「10代からスケートボードをしているので、ゆったりした服装が多いかもしれないですね」と明かした。
「ベストドレッサー賞」は、ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物に贈られる日本メンズファッション協会により設立された賞で、今年で47回目。高橋さんと有村架純さんが芸能部門で選ばれた。