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西川貴教:登美丘高校「HOT LIMIT」動画に喜びも「もっと早かったら…」とボヤキ

 「T.M.Revolution」の西川貴教さんが17日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されたミュージカル「サムシング・ロッテン!」の公開ゲネプロ後の会見に登場。作中で「T.M.Revolution」の人気曲「HOT LIMIT」を思わせるシーンがあることについて西川さんは、台本と演出を担当した福田雄一さんに向かって「“あんな形”でいじられてしまう。ひどくないですか?」と“抗議”していた。

 1990年代に人気を博した「HOT LIMIT」を大阪府立登美丘高校ダンス部が「HOT LIMIT 踊ってみた」と題してアップし、ネットで話題になっている。西川さんは「うれしいです。タイミング的にはばっちりです。ありがとうございます。盛り上がっていただけるとうれしい」と笑顔。ダンスについて「切れもすごいですが、構成も飽きない。リピートして見ちゃうのでファンになりました」と喜んでいた。

 ミュージカルの演出は、動画のアップを受けて追加されたものではないという。福田さんが「(ミュージカルの)千秋楽で『HOT LIMIT』を踊りますからね」とからかうと、西川さんは「マジで? 余計なことを言うのをやめようよ」と再び“抗議”。それでも「HOT LIMIT」に話題を向けると、西川さんは「(動画を)上げてくれるなら、もう気持ち早めだったら紅白(歌合戦の出場)があったのにね。9~10月の選考なので8月ぐらいに上げてくれていたら」とジョーク交じりにボヤいていた。会見には、俳優の中川晃教さんも出席した。

 「サムシング・ロッテン!」は、「コーラスライン」「アニー」「レ・ミゼラブル」などのミュージカル作品やシェークスピア作品へのオマージュがちりばめられたコメディーミュージカル。ルネサンス時代のイギリスを舞台に、劇団運営をする売れない劇作家のニック(中川さん)が、売れっ子の劇作家シェークスピア(西川さん)に対抗する。だが劇団の運営は行き詰まり、ニックは予言者ノストラダムス(橋本さとしさん)に従いミュージカルを書こうと苦闘する。一方のシェークスピアも新作を創作に悩んでおり、ニックの弟・ナイジェルの才能に目をつけて、ニックの劇団に潜入してアイデアを盗んでいくが……というストーリー。

 公演は同所で30日まで。大阪公演がオリックス劇場(大阪市西区)で2019年1月11〜14日に上演される。

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