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大島優子:海外留学後の初舞台 英語での演出に「7割ぐらい理解」と成果を実感

 女優の大島優子さんが8日、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で行われた舞台「シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5『罪と罰』」の公開フォトコール&初日前会見に登場。約1年にわたる米国留学から帰国後、初めて舞台に出演する大島さんは、司会から語学留学の成果を聞かれ、「(英語は)半分から7割ぐらいしか分かりませんが、直接(演出家のフィリップ・ブリーンさん)本人の口から演出を受けて理解できるようになったのは、いい経験です」と感慨深げに語った。

 会見には、三浦春馬さん、勝村政信さん、麻美れいさんも登場。大島さんの語学力について、三浦さんが「ちゃんと理解できていた」とたたえると、大島さんは「語学って広くて深くて一生終わらない勉強だなと感じた。さらにステージに立つことは、もっと違う視点からの話なので、今回はとても勉強になりました」と充実感をにじませていた。

 大島さんと三浦さんは今回が初共演。三浦さんに「けいこ中、なかなかうまくできない瞬間があって(大島さんが)感極まってしまった。こんなに真っすぐ向き合う方なんだって(思った)」と明かされた大島さんは照れつつも、「やるべきことを忘れてしまって一歩が出なかった。その時に三浦さんが『一緒に頑張ろう。味方だよ』と書かれたメモを渡してくれました」と感謝していた。

 舞台は、ドストエフスキーの名作が原作。ブリーンさんが、2016年にLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート)に書き下ろした戯曲をベースに、日本公演のために再構築した。東京公演がBunkamuraシアターコクーンで9日から2月1日まで。大阪公演が森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で2月9日から17日まで。

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