水原希子：今春はおしとやかモード　10年後、結婚願望は…

　女優の常盤貴子さんが主演する「日曜劇場」の連続ドラマ「グッドワイフ」（TBS系、日曜午後9時）に出演中の水原希子さん。常盤さん演じる杏子らの神山多田法律事務所の弁護士たちの右腕となる優秀なパラリーガル・円香（まどか）みちる役をクールに演じている水原さんに、「おしとやかモード」という今春のファッションや劇中のファッション、自身の10年後の未来などについて聞いた。

　◇今春は「おしとやかモード」　定番のスタイル“美脚”は封印？

　女優業と同時にモデルとしても一線で活躍する水原さん。自身でも「ミニスカート大好き」というが、この春に気になるファッションアイテムは「膝下のスカート。私はあんまりはかないんですが、ミニスカートをはくと、目立つし」と笑う。今はミモレ丈のスカートなどにも注目しているという。

　これまでは「すごく派手、みたいな。表に出るときは結構、奇抜にいく。定番のスタイルとして、脚を出すのが好きなんです」というが、今は「おしとやかモードなので（笑い）。このくらいの丈のスカートを、もう何枚か買いました。今は、そっとしていたい」と今の気分を表現した。

　◇ミステリアスな円香　ヘアメークや髪形で切り替えの工夫も

　ドラマは、米国の人気連続ドラマ「The Good Wife」が原作で、夫・壮一郎の汚職疑惑での逮捕を機に、子供を守るために弁護士に復帰した杏子の苦闘と成長を描いている。

　劇中の円香は、ライダースジャケットや、ファッショナブルな柄シャツをサラリと着こなすクールビューティーで、「スタイリストの方が、円香に合った衣装をいい感じに考えてくれている」とにっこり。一方、ヘアメークは「事前に打ち合わせ」したといい、「鋭い感じに見えた方がいいからアイラインを強く。（事務所で）仕事をしているときは髪を束ねて、外出して情報収集しているときは割と髪を下ろしている」など、変化を加えている。

　◇美容と健康　無理はしない？

　第7話では、リラックスした黒パーカー姿も披露しているが「私も結構ラフな格好もしますよ。たぶんみんな（同じ服だと）思っていると思うんですが、来てすぐ脱ぐので『いいかな』と、毎日同じ格好したりしています（笑い）」と撮影現場でのスタッフとの打ち解けた雰囲気をのぞかせる。

　多忙な撮影の中で、美容や健康のために気をつけていることは「今、現場でお菓子をいっぱい食べちゃってるんですが……」と照れながら明かし、「なるべく甘いものを食べないように、なるべく生っぽいもの、加工されていないものを食べるようにしています」と笑顔で語る。

　食事制限はせず、「運動もそんなにしていないんですが、暇があったらヒップアップ、好きな自転車、水泳とかしています」と無理はしないで自然体で過ごしている。「（ちゃんと）やれよって感じなんですが、何でやらないんだろうなと思いながら、やらない」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。

　◇10年後「子供がいるかも」　結婚願望は…

　そんな水原さんに10年後を想像してもらうと「想像もつかない！　38歳！　あっという間ですね」と悩みつつ、「子供とかいるんじゃないですかね。もしかしたら、いるかも。理想としては、子育てしつつお仕事できていればいいな。結婚願望はないんですが、子供はほしいですね」といい、「結婚しなくても子育てはできそうなので、結婚願望は年々減っています」と語る。

　結婚に対しては「憧れはないですね。ストレスの方が多いのではないかと思うので、しなくていいならしない。人生何があるか分からないけれど、離婚率も高いじゃないですか」という水原さん。「それよりもずっと一緒にいられる、安心できるパートナーを見つけるのが大事。結婚はつなぎ止めるものでもないし、（離婚すると）慰謝料とか発生して、そういう争いごとになりたくないから、まずそうならない関係性を築いてから」と現実的な考え方を持っているようだ。

　一方、女優の仕事は「（女優として）仕事でやるなら、結婚式は楽しそう。ウエディングドレスや和装は着てみたい」という。今後やってみたい役は「ドラマでやるなら、セレブとかやってみたいですね。適当なこと言っちゃった！」と笑顔。「面白そうですよね。ファーストクラスとか乗ってみたい。でもセレブはセレブなりに大変、という役をやってみたい」と思いをはせていた。