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映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」の大ヒット記念舞台あいさつに登場した横浜流星さん
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映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」の大ヒット記念舞台あいさつに登場した横浜流星さん

横浜流星:ピンクヘアから髪色チェンジ 「ニューヘア」披露に女性客ら歓声

 俳優の横浜流星さんが2日、東京都内で行われた映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(川村泰祐監督)の大ヒット舞台あいさつに出席した。1月クールに放送された連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で、ピンク髪がトレードマークの“ゆりゆり”こと由利匡平を演じて話題となったが、この日は髪色を茶色にチェンジした姿を披露。「ニューヘアの横浜です」とあいさつすると、女性客から「カッコいい!」と歓声が上がり、「ありがとうございます」と照れ笑いしていた。

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 映画は、渡辺あゆさんがマンガ誌「別冊フレンド」(講談社)で2009~17年に連載し、コミックス全24巻の累計発行部数が1000万部を突破したヒット作が原作。「L・DK」は“ラブ同居”の略で、14年に剛力彩芽さんと山崎賢人さんの出演で実写映画化された。今回の映画では、新たなキャストで原作の中でも人気が高い「玲苑(れおん)編」を描いており、恋人同士となり、2人きりでラブ同居を始めた葵(上白石萌音さん)と柊聖(しゅうせい・杉野遥亮さん)のもとに、柊聖のいとこの玲苑(横浜さん)がやってきて、3人での不思議な同居生活がスタートする……というストーリー。

 横浜さんは「今まで受け身の芝居が多くて、周囲をかき乱すポジションはほぼ初めてかな。結構初の試みも多かったですし、たくさん勉強になりました」と振り返り、「玲苑に出合って、役の幅を少しでも広げることができたのかなと思う。(今後は)いろいろ(な役に)挑戦していきたい」と意気込んでいた。

 舞台あいさつには、杉野さん、上白石さん、川村監督も出席。上白石さんは、自身にとっての「L・DK」という作品は「富士山の頂のように雲の上だった」と表現し、「その道中は、しんどいこと苦しいことがあったけど、たくさんの方々の支えで苦しさが打ち消されるくらい楽しかった。やりきった後、思っても見なかった感情に出合えたり、一生大切にしたいうれしい出会いがあったり、まるで登山のような日々だった」と振り返り、「これを経験したのと、しなかった人生では、まったく違ったものだろうなと思う。今日で登頂かな。あとは皆さんに託して」と語っていた。

 この日は、川村監督から上白石さんらキャスト陣にサプライズで表彰状が渡され、「初の恋愛映画主演で最高の座長だったで賞」を贈られた上白石さんが目を潤ませる一幕もあった。

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