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フジテレビの情報番組「直撃LIVEグッディ!」で、今年4月から進行キャスターとして活躍している同局の宮澤智アナウンサー。学生時代は「人前で話すこと、言葉で表現することが苦手だった」といい、そんな自分を変えたいという思いがアナウンサーを目指すきっかけとなったという。現在は同番組の進行キャスターとして、「自分らしい言葉でコメントできるように」と奮闘中だ。そんな宮澤アナに番組に懸ける思いなどを聞いた。
◇原動力は「苦手なことを克服したい」
宮澤アナは早稲田大学卒業後、2012年に同局に入社。これまでに「すぽると!」「スポーツLIFE HERO’S」「めざましテレビ アクア」「めざましどようび」「ノンストップ!」などに出演。リオ五輪の中継キャスターも務めた。
「人前で話すこと、言葉で表現することが苦手だった」という宮澤アナは、「そんな自分を変えたいという思いがきっかけで、大学のサークルで放送研究会に入り、イベントの運営や司会に携わるうちにアナウンスに没頭し、自然とアナウンサーを目指すようになりました」という。「すべては、苦手なことを克服したいという思いが原動力になっています」と語る。
◇三田友梨佳アナは「偉大な先輩」 見習って勉強も
宮澤アナは「直撃LIVEグッディ!」の魅力について「一つのニュースについて立ち止まって、とことん掘り下げているところ」と話し、「もしかしたら自分に起こりうる身近な話題なのではないかと、考えるきっかけになっていると思います」と分析。進行キャスターに就任して約1カ月半がたち、心境について「大きく変わりました。たくさんの情報をインプットすることに加え、それに対する自分の意見を持たなければいけないと、一つ一つのニュースに対する向き合い方が変わりました」と明かす。
就任当時は「不安だった」という宮澤アナは「『グッディ!』は、自分の意見を持って発言しないといけないと思っています。自分の意見を持つにあたり、率直な気持ちを大事にしていますが、それだけでは偏ったコメントになってしまうかもしれません。だから、ニュースのコメント欄を読むなどして、皆さんがそのニュースに対してどんな意見を持っているのかも参考にさせていただくようにしています」と話す。
宮澤アナの前は、同局の三田友梨佳アナがキャスターを務めていた。その三田アナからアドバイスをもらったという。
「『最初から完璧にやろうとしなくていいんだよ。メインキャスターの高橋克実さん、安藤優子さん、倉田大誠アナウンサーたちが助けてくれるし、宮澤らしくそのままでやれば大丈夫!』っていうアドバイスをいただきました。背中を押してもらえて、心強かったです」
さらに、三田アナが「グッディ!」を卒業する際、スタッフや共演者に「宮澤は頑張り屋なので、皆さん、どうかお願いします」と声を掛けていたといい、「その話を後で聞かせていただき、三田さんは優しくて温かい方だなって感激しました。本当に感謝しています」と語った。
三田アナのことは「女性として、アナウンサーとしても偉大な先輩。どんなときも前向きで笑顔、そして勉強など努力を怠らず、尊敬しています」といい、「三田さんは、取り扱ったニュースや自分の意見を毎日、ノートにまとめていました。私も空いた時間を見つけてノートにニュースや情報をまとめたり、自分の意見を書いたりして勉強しています」と影響を受けているようだ。
宮澤アナは「今は、番組で一つのニュースに対して、1回は自分の意見をコメントできるように頑張っているところです。『グッディ!』で、自分の言葉で表現するのは、私の人生の中で一番高い山に挑戦している感じ。自分の意見は『コレだ!』っていうところに行き着くのに、まだ時間はかかってしまうのですが、自分というキャラクターを確立して、自分らしい言葉でコメントができるように頑張りたいと思います」と力強く語った。
宮澤アナが進行キャスターを務めている「直撃LIVEグッディ!」は毎週月~金曜午後1時45分から同3時50分に放送。