本田翼：ばっさー流“輝き続ける秘訣”とは？　お菓子大好きエピソードも

　女優でモデルの本田翼さんが出演する映画「空母いぶき」（若松節朗監督）が24日から公開されている。映画は、架空の航空機搭載型護衛艦「いぶき」が舞台。本田さんは「いぶき」を取材で訪れ、予期せぬ事態に巻き込まれるネットニュースの記者・本多裕子を演じている。本田さんに映画の撮影エピソードや美容・健康の秘訣（ひけつ）、10年後の将来像などを聞いた。 　 　◇戦闘シーンの迫力に驚き　

　「国を守るための戦いを描いた作品に参加させていただくことは初めてなので、素直にうれしかったです」と出演の喜びを明かす本田さん。演じる本多裕子は原作には登場しないキャラクターのため、自分がその役を演じる意味を大事にしたという。「自分の役割を分かっていないとだめだな、と。それを見つけて、遂行しないといけないなという気持ちでした」と明かす。

　完成作を見て、とくに戦闘シーンに驚いたと本田さん。「戦闘の迫力に、びっくりしました。『CGでこんなに大迫力なものが作れるんだ』と思いました」と感想を吐露し、「こんなに国を思ってくれる人たちがいる、ということに心強さを覚えました。そして、自分が当たり前の日常が送れていることに感謝する気持ちも湧き、“普通に過ごしている毎日”を守ってくれている人たちがいることを改めて思えて、心が温まりました」と語る。

　◇お菓子が好物で「ガンガン食べちゃう」　“大人買い”エピソードも…

　映画にドラマにと活躍中の本田さん。多忙な日々を送る中、オフの日はどのように過ごし、リフレッシュしているのだろうか。本田さんは「洗濯して掃除して、あとは趣味のゲームをしたり、ワンちゃんの散歩に行ったり、ドラマの撮影もあるのでせりふを覚えたり……そんな感じです」とほほ笑み、「あとはネット通販で可愛いパジャマでも買おう、とか（笑い）」とちゃめっ気たっぷりに話す。

　長期間にわたる映画やドラマの撮影では、体調管理が欠かせない。本田さんに美容や健康で心がけていることについて聞くと、意外にも「運動はまったくしない」といい、「でも、ドラマの撮影が大変な中で、ニキビ一つできなかったんですよ。スキンケア用品を買い替えたので、それが合っているんだろうなと思います」と明かす。

　食事面も「あまり気にしていないです」といい、「お菓子が大好きで、ガンガン食べちゃいます（笑い）」と照れ笑い。ただ、好きなお菓子を食べることはストレス発散にもなっているようで、「昨日も、ひさしぶりにコンビニに行ったら新作のお菓子がいっぱい出ていて、信じられないぐらい買って、すごく楽しかったんですよ。3000円ぐらい買いました」と楽しそうに振り返る。

　そんな本田さんの、最近のお気に入りのファッションアイテムは「ミントグリーンの服」。最近もミントグリーンのシャツを買ったといい、「ミントグリーンや薄い水色が好きで、自分のファッションに取り入れたいなと思って、必死に探したりしています」と目を輝かせる。

　◇輝き続ける秘訣は…

　女優やモデルとして第一線で活躍しつつ、プライベートでは自他共に認めるゲーム、マンガ好きな一面を持つ本田さん。好きなことに全力で取り組む姿勢が印象的な本田さんに、女性が輝き続ける秘訣を聞くと、「楽しみを見つけること」と即答。「ゲームも好きですし、マンガも好き。服もお菓子も好きですし、化粧品もすごく好きなんですよ。だから、毎日の中でのささやかな幸せや楽しみ……例えば最近なら、好きなユーチューバーさんを見つけたり、化粧品が好きなので美容雑誌を買って『こういうのほしいな』と思うことでも、前向きな気持ちになれたり。いろいろとアンテナを張っていた方が楽しいし、自分自身も幸せだと思います」と語る。

　10年後にはどんな“自分像”を描いているのか。本田さんは「36歳……たぶん結婚しているはずで、子供もいるはずなんです。結婚願望もあるし、子供もほしい人間なので」と笑い、「“何をやっているか想像つかない人”になっていてほしいですね。自分自身でも予測がつかない人に」と明るく語った。

　映画は、「沈黙の艦隊」などで知られるかわぐちかいじさん作、惠谷治さん監修で、マンガ誌「ビッグコミック」（小学館）で連載中のマンガが原作。架空の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を舞台に、国籍不明の軍事勢力から襲撃を受けた非常事態下の日本において、それぞれのやり方で平和を守ろうとする人々の熱い戦いを描く。西島秀俊さんが主演で「いぶき」の艦長・秋津竜太役、佐々木蔵之介さんが「いぶき」の副長・新波歳也役を演じる。